ビジネスサポートの二次面接では、ドライバーさんへの指導、面談、シュミレーターを使用した運転適性診断を実施しています。今回はその取り組みの一部をご紹介します。
1.ドライバーさんと業務に対する共通認識をもつ
二次面接が終わればドライバーさんには実際に業務へ入ってもらいます。その前にビジネスサポートとしてお客さんのために大切にしていること、ドライバーとしての心得を認識合わせしなくてはなりません。
ビジネスサポートで大切にしているドライバーの心得は10個あります。
- 1.人の命の尊さを覚える
- 2.交通ルールを覚えて守る
- 3.運転は人格で現れている
- 4.集中して運転する
- 5.心に余裕を持つ
- 6.「もしかして運転」を心がける
- 7.心の状態を平静に保つ
- 8.私は運転が上手だという過信は禁物
- 9.服装と履物が重要
- 10.危険は油断の先に
どれもドライバーとして当然の心得です。
2.ビジネスサポートの運転士として自覚をもつ
ドライバーの雇用先は弊社ビジネスサポートです。
ただし、勤務先は各施設に出勤しているので、施設担当者からは「株式会社ビジネスサポートの職員」として見られています。勤務態度、言葉遣い、ほうれんそうなど、当たり前のことを行い「ビジネスサポートのドライバー」として評価されていることを忘れないようにお伝えしています。
一方、施設を利用するお客様にとっては、ビジネスサポートではなく「施設のドライバー」として見られています。配属先の施設職員として立ち振る舞い、お客様と向き合わなくてはならない2つの顔を持っています。
「ビジネスサポートのドライバー」と「施設のドライバー」、どの立場から見ても気持ちの良いふるまいを心がけてもらっています。
3.シュミレーターを使用した運転適性診断
当社の入社研修では、外部団体の「独立行政法人 自動車事故対策機構」にて初任者診断を受講します。科学的に診断された結果をもとに、個人研修を実施したりコーチングを行ったりして研修精度を高めていくことで、本人の納得理解度を深めています。
ここで大切なことは、優れていることと劣っていることの認識です。人は誰しも万能ではありません。大切なことは、個々其々の運転特性を見極めその状態に応じて継続指導していくことです。
「私はこの部分が苦手」ということを本人が認識して普段から注意していられれば、事故発生率は限りなく「0」となります。この状態を配属前にある程度教育担当とドライバーさんが共通認識としてもつようにしています。