当社では従業員の働きやすさや採用活動の効率化を図るため、あいちテレワークセンターの協力のもと、一部業務でテレワークを導入しました。その後のインタビューを受け、動画が公式サイトに掲載されました。
実際の動画はこちら
以下にて動画の内容をご紹介します。
Q1. テレワークを導入した目的・きっかけ
当社がテレワークを導入した目的は、従業員から以下の希望が出たため、テレワークが実現可能かを考えました。
- 通勤時間を短縮して、勤務時間を長くしたい。
- 今の勤務地より離れた場所で勤務をしたい。
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また、リモート商談やリモート面接を導入する機会が増えたこともあり、テレワークの導入を検討しました。介護や子育てをしている従業員にとっても働きやすい環境を提供することができるだけでなく、これから入社する人にも良い環境を提供することができると考えています。
Q2. 導入したテレワークの内容と効果は?
当社で導入したテレワークは、採用業務と営業業務に対して行っています。採用担当者によるリモート面接、募集媒体の選定、募集の効果測定などの採用業務をリモートワークで実施しています。また、インサイドセールス担当者によるリモートセールス業務や従業員の相談受付業務もテレワークで行っています。
これらの業務は従来は移動に時間がかかっていたため、効率化が期待できました。具体的には、1日に面接や商談を2〜3件しか行えなかったのが、5件以上に増加したこともあります。また、テレワークで業務に集中できるため、顧客や応募者への対応が向上しました。
Q3.テレワークの導入を進めるうえで困った点、工夫した点は?
当社では、テレワークの導入に際し、まず業務の教え方を考えました。オンラインでも教えられるものと、OJTでないとできないものを区分し、それに応じた教育方法を検討しました。
「出社してOJTを行い、その後テレワークに切り替えるパターン」と、「初日に出社してその後オンラインでトレーニングを行い、その後テレワークに切り替えるパターン」の2つを導入しました。
また、テレワークで働く方が孤独感を感じてしまうことがあるため、朝一に業務の予定の報告をしてもらい、雑談を挟むように心がけています。取り組んでみて得られることが多かったため、導入に携われてよかったと思っています。
Q4.現在のテレワークの状況や心がけていること
居住空間と職場とのメリハリをつけるため、テレワーク用の部屋を作り集中できる環境を整えました。さらにメイクして着替えることで、頭の中のスイッチを切り替えるようにしています。
仕事上では上司とのイメージが合っているかどうかを確認するために、電話やメールを活用していますが、対面で感じることができたニュアンスが伝わりにくいことがあるため、結論を端的に伝えるようにしています。
レスポンスを速くすることで、相手が何をしてほしいのかを察して、業務の組み立てをし、お互いに把握できるようにしています。人目がない環境で働いているため、成果を出すための仕事に臨む姿勢が変わりました。
Q5.テレワークを導入して感じたメリット、プライベートを含めプラスになったことは?
一番のメリットは「通勤時間の削減」です。以前は1時間前には家を出発していたので、往復2時間分は家事ができ、時間の有効活用ができています。通勤に使う自家用車の消耗が減らせたのは、かなり経済的にもメリットになった。
ストレスが軽減されたことで新しいことへチャレンジするようにもなりました。また、場所を選ばず遠方でも仕事ができるので助かっています。
職場の人間関係が適度な距離感になったことで、自分の仕事に集中できるので、やらなければならない仕事に対して効率も上がりました。
プライベートなこととしては、ランチが自宅でできるため、経済的で夜ご飯の準備も同時進行できますので、一石二鳥です。家にいられる時間が増えたので、子供も喜んでいます。