2022.08.27
カテゴリ:感染予防
タグ:感染対策
送迎業務におけるコロナウイルス感染対策は何をする?ポイントを解説新型コロナウイルスの対策をした、新しい生活様式が一般的になって数年が経ちました。いまだに勢力を衰えることはありませんが、感染の危険を回避しながら、日々の事業活動や生活が求められています。
自動車運行管理業であるビジネスパートナーでも、送迎業務を行いながら利用者様に安全に生活していただくため、運行前点検や業務終了後の車内清掃に取り組んでいます。
そこで今回の記事では、コロナウイルスの感染患者を病院や療養ホテルに送迎するための「感染患者送迎」と、日常業務で行っている「感染対策」の2つをご紹介します。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
「他の業務に追われ、属人的に運用している」
「長年外注しているが、契約内容を見直したい」
このようなお悩みは、車両運行管理業の専門【ビジネスサポート】にご相談ください。日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用・労務管理、送迎ルートの作成、車両点検、もしもの事故対応まですべて請け負います。ご用意していただくのは車両だけです。
想定送迎人数もしくは車両台数、1日の想定稼働時間帯、地域、週間稼働日数を記載いただければ、最短翌日に見積もりをお出しします。
感染患者の送迎を依頼できるサービス
コロナ患者専用送迎車の感染対策を始めると、さまざまな問題にぶつかることがあります。
例えば、運転席と後部座席の間に仕切りを設置する場合にも「隙間なく設置するにはどうしたらいいのか」「運転中にはがれないよう設置するにはどのような工夫が必要か」などさまざまなことを考えなければなりません。
ビジネスサポートは感染拡大が始まった2020年から各地の行政や病院と連携して、感染患者を隔離しながら送り届ける業務を行っています。
コロナの患者送迎については「コロナ患者の送迎を安全に行うためには?代行業者を利用するメリットとは」もご覧ください。
通所サービスでの送迎における感染対策
送迎業務が必要な施設は、私たちが思っている以上に多いです。介護施設をはじめとした高齢者向け施設、幼稚園・保育園、ホテル、ショッピングモール、工場などが代表的です。
感染症対策としてよく言われる「3密」は、密閉、密集、密接。この3つの条件に近い環境が送迎バス内では作られてしまいます。
しかし、それでも送迎がなければ利用者が施設に通えないのも事実。そこで、感染症にかかるリスクを最小限にするために、感染対策を施しましょう。
感染対策のポイント
目に見えない小さなウイルスは、いつどこに付着しているかわかりません。そのため、前提として「余計なところには触れない」「手を洗う前に目や鼻に触れない」ということを、本人が意識しなければなりません。
では、施設側は何をしなければならないのか、最低限の基本的なポイントは次の3つです。
- 1.迎車搭乗時、本人またはドライバーが利用者の体温を計測する。
- 2.冷暖房をつけていても、窓を開け常に空気を換気する。
- 3.業務後は利用者の接触頻度が高い場所を消毒する。
送迎時のポイント
1.社内では3密の状態を少しでも回避するために、使用する座席を減らし、複数回に分けて送迎を行いましょう。
2.乗車前に利用者の手指消毒を行い、マスクを着用してもらいます。呼吸困難などでマスクがつけられない場合は、フェイスシールドをつけるだけでも危険度が下がります。
3.車内での会話は控えてもらいましょう。
4.冷暖房をつけていても、窓を開け常に換気している状態を作りましょう。
送迎業務終了後のポイント
1.消毒は、2つ以上のドアを開けて換気をしながら行いましょう。
2.手袋を着用し、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウム液などで、人の触れやすい「ハンドル、座席、手すり、ドアノブ、シートベルト」の拭き掃除をします。
3.掃除の後は手袋を廃棄し、手指消毒を行います。
厚生労働省によるYouTubeチャンネルでは、通所系介護サービスでの送迎時の注意点について解説している動画がありましたので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
施設における感染拡⼤事例と対策
コロナウイルスが流行し始めてから2年以上がたち、すでに施設で感染拡大が起こってしまった施設もあるようです。内閣官房のサイトにその事例が載っていましたので、ご紹介しておきます。
通所型リハビリセンターにおいて、送迎時に感染が発生しました。やはり車内の換気不足が原因で、送迎中に窓を開けておいたものの、車内循環の暖房を随時入れていたことで換気が不十分になり、同乗していた9人が感染したということです。
対策例として、送迎バスの十分な換気対策の徹底が挙げられています。
弊社におけるインフルエンザ・ノロウイルス・コロナ感染リスク拡大防止の取り組みについて
運転士
- 検温を行い、37.5℃以上で出勤を停止
- 乗車前・中・後の手指アルコール消毒の実施
- マスク着用の義務化
車両
- 飛沫防止シート装着(ドライバー保護)※マイクロバスのみ
- 次亜塩素酸ナトリウムを使用した車内清掃・消毒
- 換気運行
- 乗客にマスク着用協力要請
まとめ
車内空間は密閉・密集・密接の「3密」環境ができてしまいがちですが、利用者の安全を守りながら快適に過ごしてもらうには、施設側の努力が欠かせません。
弊社では行政や病院と連携しながらコロナ患者の送迎を行っていることもあり、車内の感染対策のノウハウがあります。送迎委託業者のセカンドオピニオンとして相談も受け付けておりますので、現状の感染対策に不安のある施設はご相談ください。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
「他の業務に追われ、属人的に運用している」
「長年外注しているが、契約内容を見直したい」
このようなお悩みは、車両運行管理業の専門【ビジネスサポート】にご相談ください。日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用・労務管理、送迎ルートの作成、車両点検、もしもの事故対応まですべて請け負います。ご用意していただくのは車両だけです。
想定送迎人数もしくは車両台数、1日の想定稼働時間帯、地域、週間稼働日数を記載いただければ、最短翌日に見積もりをお出しします。
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