2023.08.27
カテゴリ:自動車運行管理DX
タグ:デジタルシステム
AIドラレコのおすすめ7選!初期費用、月額、検出項目を比較AIドラレコは、運輸業界の課題である交通事故や危険運転を防止するために便利なツールです。しかし、どれを選べば良いのかわからず悩んでいる方もいるでしょう。
AIドラレコには複数の種類があり、種類によって提供しているサービスの内容やかかる費用が異なります。
そこでこの記事では、おすすめのAIドラレコを7つ紹介します。AIドラレコの導入を考えている方はぜひご覧ください。
AIドラレコとは
AIドラレコとは、単純に映像を記録するだけでなく、AIによって危険な運転を検知できるドライブレコーダーのことを指します。AIドラレコを活用することで、ドライバーだけでなく管理者も危険な運転の発生頻度を把握可能です。
また、サービスによってはデータの分析や日報の作成ができるものもあります。そうしたAIドラレコを導入すれば、業務効率化に役立つでしょう。
AIドラレコの性能や種類については、別記事「AIドライブレコーダーとは?相場や種類、選び方のポイントを徹底解説」で詳しく解説しています。
おすすめのAIドラレコ7選
AIドラレコを導入するのであれば、次の機能があるものを選ぶのがおすすめです。
- 車両管理システム
- 運転評価機能
- アラート通知や動画転送機能
- 常時録画機能
今回は、上記の機能をすべて搭載したおすすめのAIドラレコを7つ紹介します。
サービス名 |
初期費用 |
ランニングコスト |
検知できる危険運転の種類 |
機器購入プラン:端末料金 機器レンタルプラン:0円 |
ー |
・脇見運転 |
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ー |
Safetyプラン:1,980円 / 月 |
・あおり運転 |
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ー |
ー |
・わき見運転 |
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端末購入プラン:初期登録料+対応車載端末購入費用 |
980円〜/月 |
・あおり運転 |
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0円 |
2,980円/月 |
・バック時安全未確認 |
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ー |
ー |
・わき見 |
|
ー |
1,650円~/月 |
・急ハンドル |
DRIVE CHART
※引用:DRIVE CHART公式サイト
DRIVE CHARTは、車内外の映像や加速度センサー、GPSなどを用いて危険運転の状況を可視化します。AIの画像認識技術を駆使して、脇見運転や一時不停止などの危険運転行動を自動的に検知し、映像の記録が可能です。
AIがさまざまな危険シーンを検知し、普段の運転行動を予測。運用コンサルサポートを提供しており、自社の使い方に合わせた運用プロセスの設計や、運用状況のデータ分析といったサービスを受けられます。
次のように、多彩な機能を利用できる点もメリットです。
- 遠隔での動画取得
- 走行軌跡の表示
- 日報・月報の自動作成
- ドライバーの顔認証
料金プランは機器購入プランと機器レンタルプランの2種類が用意されており、自社のニーズに合った方法を選べます。
LINKEETH DRIVE
LINKEETH DRIVEは、NTTコミュニケーションズが提供する車両管理サービスです。安全運転支援や車両管理のサービスを提供しており、ドライバーと管理者の円滑なやり取りをサポートします。
車両位置の把握は勤怠管理に活用できるとともに、走行ルートの改善にも役立つ機能です。スマートフォンアプリでドライバーの走行データや運転診断結果を確認し、そのまま日報を登録できます。同社のアルコールチェックサービスをあわせて利用すれば、データの連係も可能です。
アフターサービスが充実しているのも魅力です。不明点があれば、細かい問い合わせにも対応してもらえます。
ナウト
※引用:ナウト公式サイト
ナウトは、国内600社以上が導入しているAIドラレコです。あおり運転やわき見運転などの危険な運転に対してAIがリアルタイムに警告を行うだけでなく、事故の衝撃を自動的に検知し管理者に通知する機能があります。蓄積されたデータから衝突の可能性を予測し、事故が起きる前に警告。事故によるドライバーや車両へのダメージを避けられます。
危険な運転を繰り返すドライバーを特定する機能もあるため、忙しい中でも優先順位をつけて個別の安全運転研修を実施可能です。指導を行うために必要なデータもAIが提供するため、研修準備にかかる時間も削減できます。
ビークルアシスト
※引用:ビークルアシスト公式サイト
ビークルアシストは、安全運転の推進だけでなく、社有車を利用する業務の効率化にも役立つAIドラレコです。走行中の監視だけでなく、アルコールチェック結果の入力や日報の自動作成、勤怠管理、車両予約といった機能もあります。
さらに、リアルタイム動態管理で業務自体の効率化も可能です。車両の位置だけでなく業務の進捗状況も管理画面で確認できるため、ドライバーへの問い合わせの手間がありません。各ドライバーが入力した日報データを集計し、レポートを発行する機能もあります。業務のムラやムダを洗い出しやすくなるため、乗務改善に役立つでしょう。
ドライブレコーダーやカーナビ、スマートフォンやタブレットなど、対応端末が多数用意されているため、自社の業務に合ったものを選んで利用できます。
無事故プログラム DR
※引用:無事故プログラム DR公式サイト
無事故プログラムDRは、危険運転や違反運転が発生した際、管理者が即座に把握できるAIドラレコです。危険運転や違反運転を検知すると、映像を再生するためのリンクを含むメールがリアルタイムで管理者宛に送信されます。
通常通りに走行している時だけでなく、事故が起きやすいバック時にも危険な運転を判定し、ドライバー向けに音声ガイダンスで注意喚起を行います。駐車場内での事故を防ぎたい場合には、積極的に検討してみると良いでしょう。
初期費用0円で利用を開始できる点も魅力です。
AIロジレコーダー
※引用:AIロジレコーダー公式サイト
AIロジレコーダーは、危険な運転をした際にすぐ管理者宛に通知が届くタイプのAIドラレコです。タイムリーに通知が届くため、効果的な指導に役立ちます。
毎月、組織ごとに安全運転支援レポートを作成。危険な運転をしているドライバーを簡単に確認可能です。レポートには指導ポイントが記載されているため、個人にあった具体的な指導を実施できます。ドライバーが自身のスマホからAIロジレコーダーにアクセスすれば、運転のクセを把握可能です。自分自身のクセを知って運転するだけでも、安全運転に対する意識が高まり、事故を減らせるでしょう。
スコアリング機能があるため、教育効果の把握にも役立ちます。
AORINO Biz
※引用:AORINO Biz公式サイト
AORINO Bizは、非常に機能が豊富なAIドラレコです。他のAIドラレコと同様に自動で危険な運転を検知できるほか、交通事故や妨害運転の被害にあった場合には、緊急ボタンを使えば110番に通報できます。
管理者ページでは、ドライブレコーダーのデータを一元管理可能。運転日報の作成や分析もできます。GPSで車両の位置を確認できるため、問い合わせのたびにドライバーに確認する手間がありません。
3つの料金プランが用意されているのに加えオプションも豊富なため、自社に合った使い方を選べます。
自社に合ったAIドラレコを選ぼう
この記事では、おすすめのAIドラレコを紹介しました。
AIドラレコとは、AIが録画を解析し危険な運転を検知、避けられるように作られたツールです。AIドラレコにはさまざまな種類があるため、比較しながら自社にあったAIドラレコを選びましょう。
この記事を参考に、自社に合ったAIドラレコを選んでみてください。