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自動車運行管理ラボ

2025.09.14

カテゴリ:安心/安全/教育

タグ:

車内に置いてはいけないものとは?危険やトラブルにつながる原因を解説

車の中に置いておいたスマホが熱で壊れたり、飲料缶が爆発したりといったトラブルは決して珍しいものではありません。

そこで重要になるのが「車内に置いてはいけないもの」を知っておくことです。この記事では、電子機器や食品、貴重品などが抱えるリスクを整理し、健康被害や車両トラブルにつながる意外な要因について解説します。

読み終える頃には「なぜ危険なのか」「何に気をつけるべきか」が明確になり、安心して車を利用できるようになるでしょう。

「車内に物を置いていいのか不安」「どこまで気をつけるべきかわからない」という方は、この記事を最後まで読んで確認してみてください。

車内に置くことで損失が発生する可能性があるもの

次のようなものは、車内に置くことで損失が発生する可能性があります。それぞれ、詳しく解説します。

  • 電子機器やバッテリー製品
  • 食品・飲料
  • 貴重品や現金

電子機器やバッテリー製品

スマートフォンやノートパソコン、モバイルバッテリーなどの電子機器を車内に放置するのは極めて危険です。直射日光があたると車内温度は50℃を超えることもあり、内部のリチウムイオン電池が膨張・破裂するおそれがあります。

高温下でスマホが再起不能になる、バッテリーが発火するといったケースも考えられます。ダッシュボードやシート上に置かれていた機器が高温にさらされ、液晶の変色や端末の故障につながる可能性もあるでしょう。

安全のためには、電子機器を車内に残さず持ち出すことが基本です。万が一の事故や火災リスクを避けるために、わずかな時間であっても「置きっぱなし」は避けましょう。

食品・飲料

食品や飲料を高温になる車内に置きっぱなしにすると、腐敗や発酵が進行し、重大なトラブルを引き起こす可能性があります。30℃を超える環境では細菌の繁殖が一気に進み、品質が急激に低下します。

例えば、ペットボトル飲料が膨張して変形したり、缶コーヒーやジュースが発酵して破裂するケースもあるでしょう。においや液漏れだけでなく、爆発による内装の汚損や修理費発生といった金銭的被害につながることもあります。

飲食物は一見無害に見えますが、車内放置によって思わぬ損失を招くため、外出後は確実に持ち帰る習慣をつけましょう。

貴重品や現金

車内に財布や高価な時計、パソコンなどの貴重品を残す行為は、盗難被害のリスクを高めます。

車上荒らしの多くは「中が見える状態」で置かれた荷物を狙っています。窓越しに見えるブランド品や現金があると、数秒で窓を割って盗み出すこともあるのです。

さらに、「車内の現金・貴重品の盗難」に対して補償対象外の自動車保険もあります。つまり、盗まれても1円も戻らない可能性が高いということです。

たとえ短時間の離席でも油断せず、貴重品は必ず携帯しましょう。被害が発生してからでは、後悔しても取り返しがつきません。

車内に放置することで健康被害につながる可能性があるもの

車内に放置することで、健康被害につながる可能性があるものは次の通りです。それぞれ、詳しく解説します。

  • 医薬品・化粧品
  • ペット
  • 子供や高齢者

医薬品・化粧品

医薬品や化粧品は、高温下で成分が変質することがあり、効果を失うだけでなく身体に悪影響を及ぼすことがあります。

特に処方薬は厳密な保存条件が設けられており、たとえば「室温保存」と記載されている場合、車内の40~50℃超の環境は想定外です。車内に放置すると変色したり、軟膏が分離したりする可能性があります。

また、化粧品についても、ファンデーションやリップが溶けたり、香水の香りが変質したりといったトラブルが多く見られます。

医薬品と化粧品は一体で持ち歩く方も多いため、特に注意が必要です。

ペット

炎天下の車内にペットを残すことは、わずか数分でも命を危険にさらす行為です。

外気温が30℃前後であっても、密閉された車内は10分以内に40〜50℃に達し、熱中症を引き起こします。わずかな買い物の間に犬や猫が熱中症で亡くなってしまう事例もあります。窓を少し開けていても、風通しや温度上昇を防ぐ効果はごくわずかです。

「エンジンをかけたままクーラーをつけておけば大丈夫」と思いがちですが、車両トラブルやエアコンの不調で冷房が止まった場合、状況は一変します。ペットの命を守るために、車内放置は絶対に避けましょう。

子どもや高齢者

「少しの時間だから大丈夫」と思っても、子どもや高齢者の車内放置は命に関わる事故につながります。子供や高齢者は体温調節機能が未発達、もしくは衰えているため、熱中症への耐性が低い傾向にあります。

10分の車内放置で車内温度は50℃を超えることがあり、幼児が意識を失って救急搬送された事例や、高齢者が体調を崩したケースも報告されているのです。また、子どもが車内の鍵を操作して閉じ込められる、チャイルドシートから抜け出して怪我をするなど、二次的な事故も発生しています。

時間の長短にかかわらず、人を車内に残すことは極めて危険です。「自分は大丈夫」という思い込みを捨て、最悪の事態を想定して行動しなければなりません。

車内に置くことで車の故障やトラブルを招くもの

次のものは、車内に置くことで車の故障やトラブルを招く可能性があります。それぞれ、詳しく解説します。

  • 濡れた衣類やタオル
  • 可燃性のある日用品
  • 高温で変質・破裂するもの

濡れた衣類やタオル

濡れた衣類やタオルを車内に放置すると、湿気がこもり、さまざまなトラブルの原因となります。

湿度の上昇によりカビが発生しやすくなり、シートやフロアマットが悪臭を放つようになります。特に密閉された空間では、カビの繁殖が加速しやすいのです。

また、湿気によって車内の電装系に影響を与え、窓の曇りやセンサーの誤作動、電気系統の不具合といった二次被害が発生することもあります。

雨の日に濡れた傘やタオルをそのまま残すことはよくありますが、可能な限り持ち出すか、換気を行うなどの対策が必要です。小さな油断が大きなトラブルにつながることを意識しておきましょう。

可燃性のある日用品

アルコール入りの除菌スプレーや洗剤、車内清掃用のスプレー類は、高温で気化しやすく、密閉空間では爆発の危険を伴います。アルコールやガス成分は揮発して車内に充満し、静電気や火花などの引火源によって爆発する可能性があります。

また、洗剤や芳香剤も高温で内容物が分離・変質することがあり、成分が飛散して内装を劣化させる要因になるケースもあるのです。

さらに、スプレー缶やライターなどの圧力製品は、直射日光にさらされる車内に置くと爆発のリスクが極めて高まります。缶の内部は可燃性ガスで満たされており、気温が40〜50℃を超えると内部圧が異常上昇し、缶が破裂する可能性があるためです。

特に、消臭スプレー・ヘアスプレー・虫除けスプレー・カセットボンベなどは、破裂事故の発生件数も多く、夏場の保管には最大限の注意が求められます。

少量であっても爆発力は非常に大きいため、取り扱いには細心の注意を払いましょう。

車内に置いてはいけないものがあることを知っておこう

車内に物を置いたままにする行為には、想像以上のリスクが潜んでいます。電子機器や食品は、高温によって破損・爆発・腐敗などのトラブルを引き起こし、貴重品は盗難の対象になる可能性もあるでしょう。

医薬品や化粧品も成分が変質しやすく、効果を失うばかりか健康被害につながるおそれもあります。そして最も深刻なのは、ペットや子ども、高齢者を車内に残すこと。わずかな時間でも命の危険があります。

また、可燃性製品や濡れた衣類などは、車そのものの故障や火災の原因にもなりかねません。小さな油断が、大きな事故を招く前に、車から離れるときは何かを残していないか今一度確認する習慣を持ちましょう。

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