2022.08.14
カテゴリ:セミナー
タグ:ドライバー募集
ある面接担当者が、Web面接で利用者から得た反応と気付き「面接をWEBに切り替えて、業務効率を改善」…とはよく聞きますし、新型コロナの流行でビジネスがオンライン化したことは浸透して久しいですが、地元密着型の中小企業では、オンラインよりも現場で顔を突き合わし、生の意見をぶつけ合う方が身の丈に合っているような気もします。
我々も創業16年以来、全国の自動車運行管理業を必要とするお客様に、サービスを提供するため都市や地方に関わらず進出していきましたが、そのたびに現地の営業所をつくり、今や本社を除く10拠点にまで大きくなりました。
もちろん現地での業務サポートや営業活動は各地の従業員が行っておりますが、派遣するスタッフの採用を取り仕切る面接担当者を各拠点に置くまでには至っておりません。それは、もちろんコスト面の課題もありますが、採用基準の統一や業務負担の軽減を考えると、面接担当者は少ない方がよいと判断したからです。
今回は、大阪で全国の面接に活躍する面接担当者から、Web面接で利用者から来た反応や、その気づきを共有いたします。
応募者はシンプルな操作だけでWeb面接ができる。参加者にネックを感じさせない
ビジネスサポート(以下弊社)ではWeb面接のツールに、bellFaceというオンライン営業システムを使用しています。本来は営業部の強化のために使われるツールで、もちろん弊社でも営業部がお客様とのお打ち合わせなどにも使用しております。問い合わせがあったお客様との初回接点を持つまでのスピードは劇的に上がっています。
bellFaceのすごいところは、オンライン面談ツールによくあるアクセスURLを発行する方法だけでなく、相手のスマートフォンにSMSを送信し、URLを共有できる点で、ツールを使った事のないユーザーにも優しく、手軽さが他のツールとは違いました。
そこで私たちは、このシステムを採用活動でも利用できるのではないかと考え、対面で行っていたすべての面接を、bellFaceを使ったWeb面接へと移行しました。
弊社の面接を受ける方々は、若い方で40代、多くは定年を迎えた60歳以降の方々が、第二の人生としてドライバーに応募をされます。そのため、パソコンやスマホに慣れていない方が多く、電話とメールしかしたことがない、という方も珍しくありません。スマホの扱いに慣れていないと、一般的なオンライン面接ツールを使うことが難しいようです。
しかし、事前に面接で利用するページをSMSで送らせていただき少しだけ使い方を説明すると、SMSを使ったことがない方でも「これだけ?」とボソリ。そんな声が聞こえると心の中では「でしょー(笑)」とニヤリ。それくらい、Web面接は思っていた以上に弊社の体制に合っていました。
最短即日で面接できるから、応募者のやる気を損なわせない
ある時の採用活動では、応募者との連携がスムーズにいき、日程調整からすぐにWeb面接を実施したこともあります。
これは採用活動をしていればたまにあることなのですが、応募から面接までの日数があいてしまうと、応募者のモチベーションが低下して面接に来ない、ということがあります。我々採用担当者としては、「自分の対応に不手際があったのではないか」という不安や、「採用投資が回収できない」という面でも心臓に悪いです。それほど、応募からすぐ面接に移行できる環境は重要なのです。
その時は応募からWeb面接まであまりの速さに応募者はやる気を損なうことなく、Web面接を行うことができ、採用まで至りました。Web面接後に行っているアンケートでは、最高評価の星5つ、「初めてのWeb面接、わかりやすい説明と案内で助かりました」と嬉しいコメントもいただけました。
お客様から信頼されるプロドライバーさんとの出会いを求めて、これからもWeb面接は頼れるツールです。
先ほどの即日面接をして採用に至った方は、そもそもドライバーの仕事は未経験でした。しかし、現在は『安心・安全・快適』を意識した運転で、お客様から信頼されるプロドライバーとして、日々ご活躍されています。
面接担当者としては、採用にかかわった人材が現場で活躍してくれることは嬉しいですし、なにより感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもWeb面接を通して、全国各地のサービス提供会社様に貢献していけるよう、新たなるWeb面接をして参ります。
記事の内容に関して、電話での問い合わせを一時受付停止しております。記事に関する質問・問い合わせはお問い合わせフォームよりお寄せください。