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自動車運行管理ラボ

2022.12.20

カテゴリ:相談受付/セカンドオピニオン

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送迎バスのドライバー不足が深刻化した原因とは?対策方法も解説

送迎バス ドライバー不足

送迎バスを運行したいけれど、なかなかドライバーが採用できず困っているご担当者様もいるかと思います。実は、送迎バスに限らず、バスのドライバーは不足しています。

この記事では、送迎バスのドライバー不足が深刻化した原因や、バス業界が行っているドライバー不足への対策も解説。また、送迎代行サービスについても紹介しています。

送迎バスドライバーの採用に困っている方は、ぜひご覧ください。

 

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送迎バスのドライバー不足が深刻化した原因

送迎バスに限らず、バスのドライバーは全体的に不足しています。送迎バスの需要はあるにもかかわらず、ドライバーが不足しているために運行できない施設もあるほどです。バスのドライバー不足が深刻化した背景として、次の3つの問題が挙げられます。

  • バスをとりまく環境の変化
  • 日本全体の労働人口減少
  • 複数の事故によるバスドライバー業務のイメージ悪化

 

バスをとりまく環境の変化

最初にバスのドライバー不足が生じたのは、2011年に起きた東日本大震災直後です。震災直後には、復興需要でトラックドライバーの待遇が良くなりました。そのため、トラックドライバーが増え、バスのドライバーが減少します。

2014年頃には製造業の国内回帰などの影響もあり、バスだけでなくトラックも含めた職業ドライバー全体が不足傾向にありました。

また、事業用バスの台数が増えていることも、ドライバー不足に拍車をかけています。2000年に貸切バス分野の規制緩和があり、それから17年間で事業用バスの総数は約20%増加しました。

単純にバスの台数が増えただけでなく、事業者同士の過度な競争で労働環境が悪化したことが、さらなるバスのドライバー不足を招いています。

日本全体の労働人口減少

日本全体の労働人口が減少していることも、送迎バスのドライバーが減少している理由のひとつです。人手不足に悩まされている業界は運送業界だけでなく、日本中に数多くあります。

今後はさまざまな業界と人材の取り合いが発生する可能性があるため、すでに送迎バスのドライバー不足を感じている企業は、より積極的に行動しなければなりません。

複数の事故によるバスドライバー業務のイメージ悪化

バスドライバー業務のイメージを悪化させる、複数の事故も起きています。

2012年に関越道で起きた高速バスの事故では運転手の労働環境が過酷、2022年の幼児置き去り事故では同乗者の不注意だったことが報道され、バスドライバーの仕事に対するイメージが悪化しました。

これらの事故で、バスドライバーの仕事を避ける人はより増えたと考えられています。

ドライバー不足に対するバス業界の取り組み

ドライバー不足に対して、バス業界では、次のような取り組みを行っています。

  • 新卒を採用しドライバーとして育成
  • 女性ドライバーを積極的に採用
  • バス運転体験会や職場見学会の実施
  • 労働環境の改善

 

新卒を採用しドライバーとして育成

従来バス業界は、待遇がよかったこともあり、トラック運転手などの経験者を中心に採用していました。自社で新人をドライバーとして育成することは少なく、新卒を採用することはあまりありませんでした。

大型二種免許は21歳にならないと取得できないにも関わらず、高校を卒業する年齢は18歳であるため、特に高卒の新人はほとんど採用していなかったと言って良いでしょう。

しかし、人手不足の対策として、近年では新卒を採用し、自社での育成も行っています。大型二種の免許を持っていない応募者でも受け入れ、採用が決まると会社の費用で免許を取得できるような制度を用意している企業もあります。

すぐにはドライバーとして働けない、高卒新人の採用も実施。大型二種免許が取得できるようになるまでの3年間は、営業所や整備所で補助業務を行うことで、接客や整備に関するスキルを身につけられる点も、高卒採用のメリットとなっています。

女性ドライバーを積極的に採用

従来はあまり積極的でなかった、女性ドライバーの採用に力を入れている企業もあります。従来、バスのドライバーは男性の比率が圧倒的に高かったため、女性向けの制服や更衣室、休憩室などの施設を整備しておらず、女性を採用できない企業も多くありました。

しかし、現在では人手不足もあり、女性ドライバーを積極的に採用する企業は増えており、女性が働くための設備投資も多くの企業で行われるようになっています。

バス運転体験会や職場見学会の実施

多くの人にバスドライバーの仕事を知ってもらうきっかけとして、バスの運転体験会や職場見学会を実施している企業もあります。実際にドライバーが働いている職場を見ることで、よりドライバーの仕事を身近に感じやすくなるでしょう。

また、近年のバスは安全装置が進化しており、実際にバスの運転を体験してみることで、バスを運転する感覚だけでなくそうした安全装置の機能も実感できます。事故を防ぐ機能があるなら、バスのドライバーとして働くことを前向きに考えられるという人もいるようです。

労働環境の改善

人手不足に悩む各企業では、それぞれに労働環境の改善を行っています。特に送迎バスの場合、高速バスのように長距離を走ることは少ないため、長時間の拘束は発生しにくい環境です。特に、毎日決まった時間で働ける環境の企業であれば、バスのドライバーを目指そうと考えている人に対して労働環境をアピールしやすいでしょう。

送迎バスのドライバー不足にお悩みなら代行サービスの利用も検討を

送迎バスに限らず、バスのドライバーは不足しています。送迎バスを運行したいのに、ドライバーが採用できず悩んでいる企業の方もいるでしょう。ドライバーが採用できずに悩んでいるのであれば、代行サービスを利用するのもひとつの方法です。

送迎代行サービスを利用すれば、ドライバーを直接採用しないため、労務管理の必要がありません。また、ドライバーが欠勤する場合には、代わりのドライバーが派遣されます。

送迎バスのドライバー不足に悩んでいる方は、送迎代行サービスの利用も検討してみてください。

 

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