2023.07.31
カテゴリ:セミナー
タグ:ドライバー募集
少人数だからこそできる採用チームのやり方自動車運行管理業を営む弊社は、現地の送迎ドライバーの採用を代わりに実施することもサービスの一つです。全国各地からサービスご依頼のお問い合わせがあり大変うれしいです。
全国47都道府県からご相談をいただく中で、もちろん大都会の東京・大阪をはじめ人が多くいる地域では、これまでの経験をもとに求人票を出せば応募が来る状況にまでなってきました。ただ、交通の便が不便な地域や山間部などからもご依頼いただくケースは少なくなく、多くの送迎サービス提供会社様はこのような過疎地域で求人応募が集まらないと困っているようです。
一方弊社はというと、求人サイトやフリーペーパー、求人検索エンジンを駆使し、これまで培ったノウハウでなんとかドライバーさんを採用できています。
これらの媒体を利用した過去のデータを検証した結果、「求人検索エンジンよりも自社の採用HPを活用した方が、応募数は少ないものの採用数が多い傾向が見られた」ことが、私の発見でした。
採用チームのミッションはどこまで行っても”採用数”
その理由として、自社の採用HPでは求人サイトに比べてフォーマットの規制が少なく、より自由なレイアウト表現で詳細の内容や画像などを掲載できるため、求職者に対してより詳細な情報を伝えることができるという点があります。
具体的には、採用HP内に業務内容や職場の雰囲気を詳細に掲載することで、求職者が仕事のイメージを持ちやすくなります。さらに面接時には、採用HPに記載された情報を基にした質問や補足が可能となり、求職者とのコミュニケーションがスムーズになるのです。
そして、面接を通じて求職者の反応や質問を聞くことで、求人票で改善すべき点や課題を把握することができます。これにより、採用HPの内容をより魅力的にし、採用活動の効果を向上させること、外部求人サイトへの応用もできています。
採用チームとしては、このようなデータの検証や経験による改善点の把握を通じて、より効果的な採用戦略を立てていくことをこれから考えています。
安定的に応募される求人を出す6つのポイント
人口減少で応募者が減ってきている現代で、人材を集めることができるということが一つのスキルとなり、とてもすごいことだと思われています。もちろんすごいことだとは思いますが、弊社で実施している採用活動は、なにもプロのテクニックなどではなく、地道な経験と改善のPDCAから出来上がったノウハウです。
弊社が採用活動を実施するうえで重要だと考えているポイントを見ていただくと、そのシンプルさをより感じていただけるでしょう。
- 1.未経験の方にもわかりやすい求人原稿を日々コツコツと作成する。
- 2.一日の業務の流れを記載し、応募者にイメージを持ってもらう。
- 3.興味を持ってもらえるような求人原稿を作成し、求職者が少ない地域でも見てもらえるようなアプローチをする。
- 4.離職を減らすために、採用チームだけでなく、会社全体が同じ目的に向かって取り組む。
- 5.自社採用HPの活用により、規制が少なく詳細な情報や画像を提供できる利点がある。
- 6.面接を通じて求職者の興味や改善すべき点を把握し、採用の成功率を高める。
このように、どこの採用部でもやっているであろうことしか、我々採用チームも行っていません。実施したことに対して効果検証し、どう改善するか。このシンプルなPDCAをできるかが、安定的に応募される求人を出し続けるポイントなのかなと、この1年ほどの採用活動で気づき始めています。
新しい媒体”採用リスティング広告”にも挑戦してみたい
採用活動は企業の成長にとって非常に重要な要素であり、効果的な方法を模索することが大切です。そこで弊社が興味を持ったのが「採用リスティング広告」です。
採用リスティングとは、Googleなどの検索エンジンに広告を出稿する方法で、求職者に対してこれまで以上に企業の求人情報を見てもらえるチャンスが増える方法です。
これはまたきちんと経験則でお話しできるようになってから、皆さんにもお伝えしていこうと思います。