2024.04.24
カテゴリ:セミナー
タグ:外国人材採用
外国人人材紹介サービスとは?種類とメリット・デメリットを徹底解説外国人を雇用したいけれど、何から始めればよいかわからないと感じている人もいるでしょう。そんなときに便利なのが、外国人人材紹介サービスです。
この記事では、外国人人材紹介サービスとは何かを解説。さらに、外国人人材紹介サービスのメリットやデメリットも紹介します。
外国人人材を雇用したいと考えている方は、ぜひご覧ください。
優秀な人材を採用したい方へ
- 日本語試験・介護の資格に合格した人材を紹介
- 中流以上の家庭で育ったネパール・ベトナム・インドネシア人が所属
- 紹介から雇用契約、入国、入社、生活支援までサポート
ビジネスサポートでは、外国人材紹介のRDグローバルリンクと提携し、特定技能制度を活用した外国人紹介をしています。モチベーションの高い人材が多いため、施設運営に大きく貢献するでしょう。
まずはサービス紹介ページをご覧ください。
外国人人材紹介サービスとは
外国人人材紹介サービスとは、日本で働きたい外国人と、外国人を雇用したい日本の企業を結びつけるマッチングサービスです。外国人人材紹介サービスの多くは、厚生労働大臣から許可を得た「有料職業紹介事業」として運営されているため、安心して利用できるでしょう。
外国人人材紹介サービスでは、単に企業と求職者をマッチングさせるだけでなく、選考プロセスのサポートを提供するのも特徴です。例えば、履歴書のスクリーニングや面接の手配、採用後のフォローアップなどを行います。
外国人人材紹介サービスの種類
外国人人材紹介サービスには、次の2種類のタイプがあります。それぞれの特徴を詳しく解説します。
- 一般紹介・登録型
- サーチ型
一般紹介・登録型
一般紹介・登録型の外国人人材紹介サービスは、主に自社のデータベースを活用して条件に合う人材を探すスタイルです。
求職者は事前に自分のスキルセット・職歴・希望する職種や条件などを登録します。企業も同様に、自社で求める人材の条件や求人情報を登録します。登録された中から、お互いに条件が合う人材や企業を探すのが、一般紹介・登録型です。
一般紹介・登録型の最大の特徴は、蓄積された大量のデータから迅速にマッチングを行える点です。多くの情報が掲載されており、企業は自社のニーズに適した候補者を短期間で見つけだせます。
サーチ型
サーチ型の外国人人材紹介サービスは、自社のデータベースだけでなく多角的な情報源を利用して候補者を探すスタイルです。自社に登録した人材だけでなく、SNSや専門の掲示板なども活用して人材を探すため、より多くの情報を集められます。そのため、企業が求める特定のスキルや経験を持つ人材を見つけやすいのが特徴です。
仕事を探している人の情報を集めるだけでなく、積極的に優秀な人材を探し出し、直接オファーをかけてヘッドハンティングすることもあります。また、SNSなどで活躍している人材に対して、スカウトの形で接触することも一般的です。
指定したスキルや経験を持つ人材を探せるため、特にニッチな人材を探したいときに使いやすいサービスです。
外国人人材紹介サービスを利用する場合の費用
外国人人材の採用は、成功報酬型の料金体系が一般的です。成功報酬型の場合には、採用が決定した際にのみ手数料が発生します。主な手数料体系には、届出制と上限制の2種類があります。
届出制では、採用者の年収の一定割合を手数料として支払います。この割合は最高で年収の50%までと定められていますが、市場相場は約35%です。
一方の上限制は、採用者の6ヶ月分の賃金を基に手数料が計算され、上限は10.5%に設定されています。
届出制と比べると、上限制の方が1人採用にかかる手数料が安くなります。そのため、上限制の料金形態を採用している外国人人材サービスはほとんどありません。
外国人人材の確保は企業の成長に不可欠な要素です。より良い人材を低コストで採用するには、各手数料体系を熟知し、自社のニーズにマッチした制度を慎重に選択することが重要となります。
外国人人材紹介サービスのメリット
外国人人材紹介サービスを活用すると、次のようなメリットがあります。それぞれ、詳しく解説します。
- 1.採用にかかる手間を削減できる
- 2.採用にかかるコストを削減できる
- 3.条件を絞って採用活動ができる
- 4.知名度の低い企業でも応募が集まりやすい
- 5.非公開求人で人材を募集できる
- 6.採用手続きのサポートを受けられる
1.採用にかかる手間を削減できる
通常、採用活動にはさまざまな手間や労力がかかります。外国人人材紹介サービスを利用すると、採用にかかる手間を削減できます。
例えば、外国人人材紹介サービスでは、企業が求めるスキルセットや経験、文化的背景などにあった候補者を紹介してもらうことが可能です。また、候補者が多い場合や特定のスキルが必要な場合には、最も適した候補者だけを短いリストに絞りこむようなサービスを実施しているケースもあります。
2.採用にかかるコストを削減できる
手間だけでなく、採用にかかるコストを削減できるのも、外国人人材紹介サービスを利用するメリットです。
多くの外国人人材紹介サービスでは、成功報酬型で費用を設定しています。成功報酬型の場合、実際に外国人人材を採用できた場合のみ費用が発生します。広告を掲載しても採用につながらなかった場合、費用は発生しません。
そのため、広告掲載のみでも費用が必要なサービスと比べるとコストを低く抑えられます。特定のスキルや資格を持った人材を採用したい場合には、特に活用しやすいでしょう。
3.条件を絞って採用活動ができる
外国人人材紹介サービスでは、企業と応募者がそれぞれ自分の求める条件を設定し、マッチングが行われます。条件を絞って採用活動ができるため、多くの人をターゲットとして求人広告を出す場合と比べ、効率の良い採用活動が期待できます。
スキルはもちろん、文化的背景や経験年数、業績などを条件として設定することも可能です。ビザの種類による絞り込みも可能なため、より自社に合った人材を探しやすいでしょう。
4.知名度の低い企業でも応募が集まりやすい
外国人人材サービスでは、企業のニーズと候補者の希望に合わせてマッチングを行っています。そのため、企業の知名度が低くても、希望に合った企業であれば候補者に紹介してもらえる可能性があるのです。
さらに外国人人材サービスでは、候補者に企業を紹介する場合に、担当者が企業の魅力を候補者に伝えるケースも珍しくありません。そのため、候補者に企業の価値を理解してもらいやすい点もメリットです。
5.非公開求人で人材を募集できる
外国人人材紹介サービスの中には、非公開で求人を出せるサービスもあります。非公開求人とは、一般には公開されていない、限られた人にのみ公開される求人情報のことです。
非公開求人を活用すると競合企業に情報が漏れにくく、内部情報を保護しながら採用活動を進められます。新しいプロジェクトや事業展開を秘密裏に進めたい企業にとっては、非常に便利なサービスです。
また、待遇を良くして優秀な人材を集めたい場合、公開求人にすると応募が集まりすぎて選考に手間がかかりすぎる可能性があります。そんなときにも、非公開求人を活用すると便利です。
6.採用手続きのサポートを受けられる
外国人を雇用する際には、ビザの手続きや語学スキルの確認、異文化に対する理解など日本人を雇用する場合とは異なる手続きが必要です。外国人人材紹介サービスを利用すると、必要な手続きに関するサポートを受けられます。
例えば、登録時にスキルテストや面接を実施し日本語のスキルを確認している紹介サービスや、研修を実施し異文化に対する理解を深めるような活動をしている紹介サービスもあります。
特に、これまで外国人を雇用したことがない企業では、こうしたサービスを活用するとスムーズに採用を進められるでしょう。
外国人人材紹介サービスのデメリット・注意点
外国人人材紹介サービスには、次のようなデメリットや注意点があります。メリットだけでなく、デメリットや注意点も確認しておきましょう。
- 1.サービスや担当者によって得意ジャンルが異なる
- 2.事前に料金体系を確認しておく
- 3.採用したい人材の具体像をかためておく
- 4.事前にビザの種類を確認しておく
1.サービスや担当者によって得意ジャンルが異なる
外国人人材紹介サービスでは、それぞれ独自の方法で外国人人材にアプローチしています。そのため、登録している人材やスカウトできる人材に偏りが発生するケースも珍しくありません。サービス全体だけでなく、担当者によっても得意ジャンルが異なる場合もあります。
そのため、外国人人材紹介サービスを利用する場合には、まずどのような人材を採用したいのか担当者とすり合わせを行いましょう。複数のサービスを比較して、より自社に合う人材を採用できるサービスを選ぶのが重要です。
2.事前に料金体系を確認しておく
外国人人材紹介サービスの多くは、成功報酬型の料金体系を採用しています。成功報酬型は、実際に外国人人材を採用した場合のみ料金が発生するスタイルです。企業にとってはリスクが低く、安心して利用しやすい料金体系だといえるでしょう。
しかし、すべての外国人人材紹介サービスが成功報酬型で料金を設定しているわけではありません。中には、月額固定費や登録料などを必要とするサービスもあります。費用が発生するタイミングや金額はサービスによって異なるため、事前に料金を確認しておきましょう。
3.採用したい人材の具体像をかためておく
外国人人材紹介サービスを利用して求人募集を出す前に、採用したい人物にどのようなスキルや経験を求めるのか、あらかじめかためておきましょう。条件があいまいなまま募集を出してしまうと、自社が求める人物像とはマッチしない人材からの応募が増え、選考に手間がかかります。
ただし、あまりにも条件を増やしすぎると、逆に適した人材が見つからなくなる可能性もあります。必須条件と歓迎条件を設定するなど、ある程度柔軟性を持たせつつ、求める人材のイメージを設定しておきましょう。
4.事前にビザの種類を確認しておく
外国人が日本国内で働くためには、適切なビザが必要です。自社で働く外国人人材にはどのようなビザが必要なのか、事前に確認しておきましょう。
必要なビザを確認しないまま選考を進めてしまうと、自社・候補者ともに時間をムダにしてしまう可能性があります。また、ビザの有効期限や更新手続きについても確認しておくと良いでしょう。
外国人人材紹介サービスを選ぶポイント
外国人採用に特化した人材紹介サービスは全国各地に多く存在します。その中から依頼する際にチェックするべきポイントを5つ紹介します。
- サービスの特徴を確認する
- 法的知識が豊富かどうか確認する
- 幅広いネットワークを持っているかどうか確認する
- アフターフォローが充実しているかどうか確認する
- これまでの実績を確認する
サービスの特徴を確認する
外国人人材の採用に適した紹介サービスを選ぶ上で、各サービスの特徴を理解し、自社の求める人材像とマッチするかを確認することが重要です。
人材紹介サービスには様々な形態が存在しており、業種特化型や国別特化型など、サービスごとに対象が異なります。建築系人材や特定国の人材などに特化したサービスを活用することで、的確な人材探しが可能です。サービスの特性をつかめば、求める人材のスキルセットや文化的背景に合った候補者発掘に役立ちます。
例えば、介護スタッフをインドネシアから大量採用したい企業は、インドネシア人材に特化したサービスを選択するのがおすすめです。現地の状況に精通したサービスなら、適切な人材を迅速に提案してくれる可能性が高まります。結果として採用プロセスが円滑に進み、成功率も向上するでしょう。
このように、外国人人材の採用では、求める人材像を具体的にイメージした上で、それにマッチした特徴を持つ人材紹介サービスを選ぶことが不可欠です。サービスの特性を熟知し、自社のニーズに合致するものを見極めることが、効率的で質の高い人材確保につながります。
法的知識を豊富に持っているかどうか確認する
外国人人材を適切に採用するためには、専門的な法的知識を持つ人材紹介サービスを選ぶことが不可欠です。
外国人の採用には就労ビザの取得が欠かせないため、申請手続きや条件など法的な要件を満たさなければなりません。もしビザ取得やビザの更新、さらには労働法規への不備があれば、企業には罰金や行政処分が科されるリスクがあります。一方、法的知識が豊富なサービスであれば、こうしたリスクを未然に防ぐことができるのです。
例えば特定技能ビザで外国人技術者を採用する場合、ビザの条件や申請の複雑さを熟知した紹介サービスを活用すれば、ビザ取得の失敗リスクを大幅に下げられます。適切な手続きを踏めば、企業は法的トラブルに巻き込まれることなく、スムーズに人材を確保できます。
法的リスクを回避し、確実に外国人人材を採用するには、法的知見に長けた人材紹介サービスを選ぶことが何より重要です。サービス選びを誤れば多額の費用や機会損失が生じかねません。高度な法令知識を持つサービスを活用することで、初めてリスクの少ない外国人採用が実現できるのです。
幅広いネットワークを持っているかどうか確認する
外国人人材の採用においては、幅広いネットワークを持つ人材紹介サービスを選ぶことが極めて重要です。広いネットワークがあれば、多様な背景を持つ候補者の中から最適な人材探しが可能になるからです。
多方面にわたるネットワークを持つサービスであれば、より多くの国や地域からリソースを得られます。さらに、求職者との接点も増えるため、特定のスキルセットや言語力、文化的背景に合った人材を見つけやすくなります。
特定の国や地域に特化したネットワークからは、その地域の文化を熟知した人材を採用可能です。そのため、グローバル展開の大きな後押しにもなるでしょう。
このように、幅広いネットワークを持つサービスであれば、より多種多様な人材からの選考が可能になります。企業の人材ニーズに合わせて、柔軟に高品質な候補者を提案してくれるサービスを選ぶことが、人材採用の成功に直結するのです。
アフターフォローが充実しているかどうか確認する
外国人人材の採用では、アフターフォロー体制が整っているかどうかが大きなポイントです。充実したアフターフォローサービスがあれば、採用した外国人人材が新しい環境に素早く適応し、長期的に高いパフォーマンスを発揮することが期待できます。
アフターフォローには、言語トレーニングや文化適応支援、法的サポートなどが含まれており、これらが人材の業務と生活の両面での円滑な移行を後押しします。常にフォローとアドバイスを受けられれば、新しい職場環境でも早期に成果を出すことができるでしょう。
例えば、日本語力の向上と日本のビジネス習慣の理解を促すサポートがあれば、現場でのコミュニケーション障壁を低減し、生産性の向上に大きく寄与します。こうしたきめ細かい支援があることで、外国人人材は素早く職場に溶け込み、自身の力を遺憾なく発揮することが可能です。
アフターフォロー体制が整備されていないと、人材の活躍が阻害されるリスクが高まります。せっかく高い能力を持つ人材を採用しても、活かしきれない結果となってしまうでしょう。したがって、外国人人材の長期的な活躍を望むなら、しっかりとしたアフターフォローサービスを提供できるサービスを選ぶのがおすすめです。
これまでの実績を確認する
外国人人材の採用に適した人材紹介サービスを選ぶ際は、そのサービスの実績を確認することが大切です。実績が豊富なサービスであれば、様々な企業との連携経験が豊富で、高い信頼性と質の高いサービスが期待できます。
多くの成功事例と幅広い業界でのノウハウを持つサービスなら、企業の具体的なニーズに沿った最適な人材を提案してくれるでしょう。また、長年の活動は市場から一定の評価を得ている証左でもあります。
サービスの実績を判断する上で、事業継続年数や日本で就職させた外国人人材の実数値などをチェックするのが有効です。こうした数値を比較すれば、各サービスの実績を客観的に確認できます。
例えば10年以上の活動実績があり、これまでに1,000人以上の外国人人材の就職を支援してきたサービスであれば、高い信頼性と実務経験が伺えます。一方で新規のサービスは実績に乏しく、提供内容にリスクが残る可能性があります。
このように、豊富な実績は人材紹介サービスの質を判断する上で重要な指標となります。実績を慎重に見極め、最適なサービスを選ぶことが、外国人人材の採用における成功の鍵を握ると言えるでしょう。
外国人人材紹介サービスを上手に活用しよう
今回は、外国人人材紹介サービスについて紹介しました。
外国人人材紹介サービスは、日本で働きたい外国人と、外国人を採用したい企業を結びつけるマッチングサービスです。
外国人人材紹介サービスを利用することで、多くのメリットを享受できます。しかし一方で、注意すべきポイントも存在します。これらを総合的に考慮し、自社のニーズに最も適したサービスを選ぶことが、成功への鍵となるでしょう。
優秀な人材を採用したい方へ
- 日本語試験・介護の資格に合格した人材を紹介
- 中流以上の家庭で育ったネパール・ベトナム・インドネシア人が所属
- 紹介から雇用契約、入国、入社、生活支援までサポート
ビジネスサポートでは、外国人材紹介のRDグローバルリンクと提携し、特定技能制度を活用した外国人紹介をしています。モチベーションの高い人材が多いため、施設運営に大きく貢献するでしょう。
まずはサービス紹介ページをご覧ください。