2024.12.07
カテゴリ:安心/安全/教育
タグ:事故対応
ちょっと変わった車用品を2つ発見!停止表示板や発煙筒の代わりに大活躍車に乗る時に、必ず必要になるのが緊急グッズです。あまり出番があってほしくはないのですが、安全を守るためには必ず必要ですし、搭載は法律でも義務付けられています。
今回は、緊急グッズをチェックする中で見つけたちょっと変わったグッズを2つご紹介します。より安全にドライブを楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
緊急停車時に高い視認性を発揮する「パープルセーバー」
※引用:パープルセーバー|エーモン公式サイト
高速道路を走行中に事故やトラブルなどで車両が停止してしまった時には、後続車に自車の存在を知らせなければなりません。後続車が気付かない状態で放置すると、追突されて多重事故の原因となる場合もあります。
後続車に停止車両がいることを伝えるために活用するのが三角表示板や停止表示灯です。パープルセーバーは、緊急時の停止表示灯として使えるアイテムです。
道路交通法で定められた停止表示灯の基準を満たす製品
停止表示器材は、何を使っても良いわけではありません。実は、道路交通法でサイズや視認距離、点灯方法などが細かく定められているんです。
万が一高速道路上に車両が停止してしまった時、正しく停止器材を設置できていないと、反則点数1点で6,000円の罰金の対象となります。
パープルセーバーは、道路交通法の基準を満たした製品であるため、安心して活用できます。
強力発光で高い視認性を発揮
停止表示灯を車両に乗せるのには、道路交通法で決められているからというのもありますが、何よりも万が一の時に多重事故を防ぐというのが重要ですよね。
法律では200m後ろから存在に気付ける器材を使っていれば良いことになっていますが、パープルセーバーは夜間であれば約800m、昼間であっても約300m先から視認できるので、後続車に気付いてもらいやすいのです。
時速100km/hで走行している場合、200m手前で認知した時の停止表示器材までの到達時間は約7秒。それに対して800m手前で認知した時の到達時間は約28秒です。そのため充分に余裕を持って安全に停止できるのです。
ここまでの高い視認性が発揮できる秘密は、オリジナル形状の集光レンズにあります。高輝度のLEDを使っているだけでなく、集光レンズを使うことでより効率良く光を遠くまで届けられるのです。
車内に設置できるので安全
三角表示板を使用する場合、一度車両の外に出て車の後方に設置しなければなりません。けれど、高速道路上で車外に出るのは事故のリスクもあり怖いと感じる人も多いのではないでしょうか。
一方で、パープルセーバーであれば、車内の後部に設置できるため、無理に外に出て停止表示器材を設置する必要がありません。そのため、より安全に必要な対応ができるのです。
事故やトラブルが発生した場合には、慌ててしまい普段当たり前に実施している安全確認ができなくなってしまうこともあるんです。
通常とは違う状態でも、簡単に使える安全なグッズを手元に置いておくと安心です。
コンパクトサイズで手元に置きやすい
パープルセーバーは、高い視認性を発揮するにも関わらずコンパクトで手元に置きやすいのも魅力です。
ドアのポケットやダッシュボードにも入れられるため、いざという時でもすぐに取り出して使えます。
緊急時に停止表示器材を取り出すのに時間がかかってしまうと、その分危険にさらされる時間が増えてしまいます。すぐに取り出せる位置においておけば、迅速に対処できますよね。
コンパクトなサイズで手元に置きやすいと、結果的に私たちの命を守ってくれる可能性があるんです。
発煙筒の代わりに使えて火災を防げる「非常信号灯」
※引用:非常信号灯|エーモン公式サイト
もうひとつ「非常信号灯」もかなりユニークな商品です。危険を知らせるために三角表示板とあわせて使うのが発煙筒。非常信号灯は、その発煙筒の代わりになる商品なんです。
有効期限がないので交換不要
実は、発煙筒には有効期限があります。製造から4年経つと有効期限が切れてしまうため、新しいものに交換しなければなりません。
けれど、非常信号灯には有効期限がありません。電池の交換は必要ですが、それだけで半永久的に使えます。
発煙筒の期限切れ後に交換を忘れてしまいそうで心配、という方には特におすすめのアイテムです。
発火の心配なし
発煙筒は、実際の火を使って煙を出しています。なので、車両火災の原因となることもあるんです。実際に、幼児が発煙筒に触っている間に発火し、火災がおきてしまった例もあります。
けれど、非常信号灯の場合には電気を使っているので、発火の心配がありません。特に、小さなお子さんが身近にいる場合には、非常信号灯を使っておくと安心ですよ。
ボタンを押すだけで簡単に使える
従来の発煙筒は、実はつけるのに少しコツが必要です。キャップに薬品がついているので、それをマッチのように擦って点火します。
これって慌てている時につけようとすると意外と難しいんです。発煙筒がつかないことに焦って、余計に慌ててしまう悪循環になることも…。
けれど、非常信号灯であれば、懐中電灯のようにボタンを押せば使えます。発煙筒の使い方が不安な方にもおすすめですよ!
トンネル内でも使用可能
発煙筒は、トンネル内では使用できません。トンネル内では、煙の逃げ場がないため視界が悪くなってしまう可能性があるからです。
けれど、非常信号灯は実際に煙を出すわけではありません。そのため、トンネル内でも使用できます。
トンネル内でも緊急事態が発生することはありますから、そんな時のために非常信号灯を持っていると安心ですね。
約8時間の使用が可能
非常信号灯は、約8時間の使用が可能です。一般的な発煙筒が5分程度で使い終えてしまうのを考えると、大幅に長持ちすることがわかるでしょう。
8時間も使えるので、発煙筒としてだけでなく、懐中電灯としても使えますよ。停電が起きてしまった場合や、足元の暗い場所に何かを落としてしまった時にも便利です。
日常的に使って定期的に電池を入れ替えておけば、緊急時に使えず慌ててしまうこともありません。
便利な緊急グッズを探してみよう
今回は、2つの便利な緊急グッズをご紹介しました。
緊急グッズの出番はないに越したことはありませんが、いざという時には絶対になければこまるものです。便利な緊急グッズを用意しておけば、より安全にドライブを楽しめますよ。
他にもさまざまなグッズがあるので、ぜひいろいろな緊急グッズを探してみてくださいね。