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自動車運行管理ラボ

2024.12.29

カテゴリ:安心/安全/教育

タグ:

【画像でおさらい】センターラインの種類とそれぞれの意味は?

道路中央に引かれている「センターライン」には、さまざまな種類が存在します。どの線がどのような意味を持っているのか、教習所で習ったはずなのに、記憶があいまいだという人もいるでしょう。

そこでこの記事では、センターラインの種類ごとの役割や意味について、分かりやすく解説します。ルールを正しく理解すれば、道路上の危険を減らし、安全な運転が可能になるでしょう。

安全運転のために、ぜひ一度センターラインのルールをおさらいしておきましょう。

センターラインそれぞれの意味

センターラインには、次のような種類があります。それぞれ、どのような意味を持つのか詳しく解説します。

  • 色の実線
  • 白色の実線
  • 白色の破線
  • 特殊なセンターライン

黄色の実線

黄色の実線は、追い越しや車線を越える走行が厳しく制限されていることを示すセンターラインです。特に対向車との衝突リスクが高い場所で採用されることが多いです。例えば、山道や視界が悪いカーブ、トンネルの出入り口など、見通しが悪く危険性の高いエリアで目にすることがあるでしょう。重大な事故を避けるためにも、黄色い実線が引かれた道路では、はみ出さないように走行しなければなりません。

白色の実線

白い実線は、車線の境界を示すセンターラインであり、車線からのはみ出しを禁止する役割を担っています。特に道路の交通量が多い場所や幅が限られた道で設計されており、車線の規律を保つために重要な役割を果たしています。

例えば、高速道路の分岐点や渋滞が発生しやすい交差点付近では、白い実線を目にすることが多いでしょう。これにより、車両同士の動きを整理し、事故や混乱を防ぐことが期待されているのです。

なお、黄色の実線とは異なり、白い実線の場合はセンターラインを越えない範囲での追い越しが認められている点が特徴です。

白色の破線

白い破線は、車線変更や追い越しが可能であることを示すセンターラインです。交通量が比較的少なく、追い越しが安全に行えると判断される場所に設置されています。

例えば、郊外の直線道路や見通しの良い道路では、白い破線がよく見られます。このような場所では対向車との距離が十分に確保されており、追い越しの際の安全性が高いと考えられているのです。

しかし、白い破線があるからといって、常に追い越しが安全とは限りません。周囲の車両や道路状況に十分注意を払い、適切な判断を行うことが必要です。

特殊なセンターラインの例

センターラインには、ゼブラゾーンやドットラインといった、特殊なものも存在します。

ゼブラゾーンは、主に合流地点や交差点の手前で使用されることが多く、車両のスムーズな進行を促す役割を持っています。このラインは、複数の車線が合流する際や、交通の流れを整理する必要がある場所で使われているのです。

一方、短い白い破線が連続して描かれている「ドットライン」は、スピードを出しやすい直線道路などでよく見られます。道路幅が狭く感じられる視覚効果を利用して、ドライバーが速度を抑えるよう促すのが目的です。

よく使われるセンターラインとともに、特殊なセンターラインの意味についても覚えておきましょう。

複数のセンターラインによる意味

一部の場所では、複数種類のセンターラインが組み合わさって使われることがあります。複数を組み合わせることにより、意味が変わる場合もあるため、正しく覚えておきましょう。次の組み合わせについて詳しく解説します。

  • 二重線
  • 黄色実線と白色破線の組み合わせ

二重線

交通量が多い場所やセンターラインが見えにくくなる可能性がある場所では二重線が使用される可能性があります。白色の実践を並行に2本引いたラインで、その意味自体は白い実線が1本の場合と同じです。二重線は、より視認性を高くするためのものだと覚えておきましょう。

黄色実線と白色破線の組み合わせ

黄色の実線と白い破線が組み合わさったセンターラインは、一方の車線だけが追い越し可能であることを示しています。白い破線側ではセンターラインを越えて追い越しが許されますが、黄色の実線側ではラインを越えることが禁止されています。

例えば、郊外の片側だけが広い道路や見通しが良い道路で見られることがあります。対向車の流れを妨げることなく、片側のみ追い越しを許容することで、道路の効率的な利用を促進しているのです。

この組み合わせのセンターラインで追い越しを行う場合でも、周囲の状況や安全確認は欠かさず行ってください。

センターラインを無視した場合の罰則

センターラインを無視した場合、追い越し禁止違反に問われる可能性があります。追い越し禁止違反が認められると2点が加算され、9,000円の反則金を支払わなければなりません。

また、センターラインを無視したことが原因で交通事故が発生した場合には、自動車運転処罰法に基づき厳しい罰則が科される可能性があります。また、運転の状況によっては、無謀運転が認定される可能性もあります。

センターラインを無視した追い越しや走行によって、大きな罰則が科されるケースがあることを知っておきましょう。

センターラインの正しい理解で安全運転を実現しよう

センターラインを無視した場合、交通事故や他者への危害につながる可能性があります。

例えば、対向車線の車両と衝突するといった事故が挙げられます。特に、黄色の実線やゼブラゾーン、ドットラインなどが使われている場所は、事故のリスクが高いといえます。自分はもちろん、周囲の安全を守るためにも、センターラインの指示に従いながら走行することが不可欠です。

センターラインには、色や書き方によってさまざまなルールがあります。ついあいまいになってしまいがちなルールですが、この記事を読んでしっかり復習しておきましょう。

正しい知識を持ち、交通安全への意識を高めることで、安心して運転できる環境が作れます。

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