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自動車運行管理ラボ

2022.07.12 自動車運行管理DX 【企業向け】危険運転をどう指導していくのか。AIドライブレコーダー導入による意識改革を考える

危険運転感知ドライブレコーダー

近年では自動車による事故が社会問題となっています。特に、運転中のスマートフォン使用による「わきみ運転」や、危険運転に区分される「煽り運転」「居眠り運転」によって引き起こされた事故の報道を目にする機会も多いと思います。

危険運転増加に伴い、道路交通法等の改正により罰則が強化されるなどの対策はされていますが、規制だけでは抑え込めないのが現実です。こうした危険運転の防止や事故削減のためには、法の整備だけでなく、会社を上げたドライバーの意識を改革していく必要があります。

そういった背景から、AIを搭載したドライブレコーダーを活用する企業が増えています。今回は、AIドライブレコーダーの特徴から導入の効果を解説します。

AIドライブレコーダーの特徴

危険運転感知ドライブレコーダー

AIを搭載したドライブレコーダーは、前方カメラと運転手側カメラの2方向を撮影しており、運転手の目の動きや道路標識を認識し、わき見運転や一時停止違反を判別します。

危険運転をクラウド上に録画し、誰が、いつ、どこで、何の違反をしたのかを、アラートごとに録画しています。ドライバーの運転状況が可視化したデータとしてクラウド上で一括して管理することで、ドライバーひとりひとりの状況に合わせた運転指導が可能となり、ドライバーの危険運転の指導に繋がります。

ドライバーは普段自身の運転が外から見たらどう見えているのか、客観的に把握することは非常に難しいため、実際に自分で事故を起こさないかぎりは振り返ることが殆どありません。そのため、リアルタイムでのアラート機能による事故防止だけでなく、レポート機能による運転の振り返りでドライバーの意識改善に活用できるのが、AI搭載ドライブレコーダーの大きな特徴です。

AIドラレコから見る、ドライバーの無自覚な危険性

AIドライブレコーダーを使うと、危険運転を自動で検知して、警報によりドライバーに注意を促すことができます。運転中に警報が発報されたこと、AIが検知した危険運転につながるリスクが映像として保存され、その客観的なデータからドライバーの教育に役立てることができます。

危険運転にも様々な種類がありますが、例えば、一時停止線での不停止といった把握しやすいものから、「わき見運転」、「急発進急ブレーキ」といったドライバーが無意識にやってしまう動作に対してもAIによる検知が可能となっています。

ほんの一瞬だけなら大丈夫という過信、本人が一瞬だと思っていた時間が、実際には長い時間運転から目を離していたという可能性もあるため、残された記録を点数化し、説得力を増してドライバー自身が納得したうえで教育することで、危険運転改善の必要性をより自覚させることができます。

業務効率化を促進する便利機能

危険運転感知ドライブレコーダー

一般的に、AI搭載のドライブレコーダーを導入する目的は事故の削減ですが、従来のレコーダーには出来なかった業務効率化の効果に期待して導入する企業も少なくありません。ここでは、ドライバーと車両の管理を効率化できる顔認証と遠隔からの動画の取得機能について解説します。

 

顔認証機能

AI搭載のドライブレコーダーには、運転手を識別する顔認証機能が備わっています。顔認証機能とは、ドライバーひとりひとりの顔を識別する機能の事です。同じ勤務先に2人以上のドライバーがいて1台の送迎車を共有していた場合、搭乗するドライバーは必ずしも同じ人ではありません。

これまでの企業向けドライブレコーダーは車両ごとに設定されており、運転手が変わった場合のデータを識別することが出来ませんでした。そのため、レコーダーから取得した情報とドライバーを照合する作業が必要になります。

しかし顔認証機能があることで運転席に座った段階で、登録されている顔から該当の運転手情報を呼び起こし、自動で識別してくれるため煩雑な設定がなくなりました。管理者の大幅な業務効率化を図り、無理なく続けていくことが出来ます。

 

クラウド上で動画を取得できる

一般的なドライブレコーダーでは、運転中の事故などがあった際に、車両が戻ってくるまで詳細を確認することが出来ない為、対応が遅れてしまうことがあります。本部へSDカードを郵送・総務部が映像を確認するなど工程が多く時間がかかってしまっていました。

AI搭載ドライブレコーダーなら、録画されている動画の中から指定した日時の動画を取得し、遠方にいてもすぐに状況を把握出来るようになります。管理者は車両の戻りを待つことなく事故やトラブル発生時の映像を確認できるため、迅速かつ正確な初動対応が可能になります。

 

AIドライブレコーダー導入の成果

危険運転感知ドライブレコーダー

弊社では、AIドライブレコーダーを導入後、映像で客観的に問題点を指摘し、継続的にドライバーの問題点を振り返る仕組みを構築して、ドライバーへの教育ができる体制が整ってきています。

 

危険運転の抑止

ドライバーには、自分自身の姿が録画されており、運転内容が録画されていることを伝えて、自分が常に見られているという意識を持たせることで危険運転の抑止につなげています。

また、定期的に振り返る際に、点数や違反項目という客観的かつ納得感のある指摘を行う事で、ドライバー自身が全く意識していなかったような問題点を自覚させ、「次に事故を起こすのは自分かもしれない」と安全対策の必要性を実感させることにも役立っています。

 

違反の減少

ドライバーには、ドライブレコーダーには急ブレーキや急発進、一時停止の無視やスピード違反をすると、警報が鳴り動画として録画されることを説明して、ドライバー自身の意識をしっかり安全に向ける必要性を理解してもらっています。交通事故は、全体の約7割が不注意によるものを占めています。AIドライブレコーダーの導入による教育で、不注意による危険運転の削減に大きく寄与しています。

実際に安全運転の点数が低かったドライバーに注意指導を行ったところ、約50点以上の上昇が見られた事例もあり、確実に安全運転への活動に役立っています。

今後の課題

AIドライブレコーダー導入によるドライバーの意識改善や業務効率化に大きく貢献できることがおわかりいただけたでしょうか。これからは、データをどう活用していくのかが課題になります。

指導の結果、違反が減っている人は問題ありませんが、違反が以前として減らない人がもし事故を起こしたら「分かっていたのに何もしなかったのか?」という問題に繋がりかねません。導入がゴールではありません。

弊社では、収集したデータをどう活用して、危険運転、事故削減につなげるのかを考え続け、今後の安心安全な運転に勤めます。

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