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自動車運行管理ラボ

2022.09.03

カテゴリ:法務/労務管理/規制

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介護施設やスクールの送迎バスにはどの免許が必要?求められる資格を解説

送迎バス 免許

昨今では、定年後のセカンドキャリアに送迎バスの運転手を候補にする人が増えるなど、需要が年々高まっています。そんな中、必ずと言っていいほど話題に上がるのが、「送迎バスの運転手にはどの免許が必要なのか」です。

そこで今回は、免許の種類から送迎バスの運転手に求められる資格を徹底解説します。

 

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免許の種類について

自動車免許には、第一種と第二種があり、それぞれに普通、中型、大型の免許があります。一般的に多くの方が取得するのは第一種の免許です。第一種と第二種に分かれているのには理由があります。それぞれの免許がどう違うのかしっかりと解説していきます。

 

第一種免許

第一種免許は「車両の運転」を目的としており、対象としては自家用車や送迎用のマイクロバスといった一般的な車両を運転するために必要な免許です。まず初めに多くの人が取得するベースの免許となります。営利目的では使用することは出来ません。

 

第二種免許

第二種免許は「旅客自動車」を使い、「旅客輸送」を目的として運転する際に必要な免許となります。旅客自動車というのは、タクシーや路線バス、高速バスなどお客様を輸送することを目的に料金をいただく場合の車両を運転する際に必要な免許となります。

第一種免許と違い、営利目的で運転する場合には必ず必要な資格となります。介護施設やスクールバスなどはお客様を乗せるので第二種免許ではないかと疑問に上がりますが、介護サービスや学校運営における一部のサービスである送迎は「旅客輸送」に当たらないため、送迎バスは第一種免許だけで業務を行うことが可能です

 

車両の種類別免許

実際の業務で使用したい車両の種類や大きさによって、必要な免許は異なります。業務上何名の利用者が搭乗するかによって、所有する車両の種類を決め、正しい免許をもった人員を確保しましょう。

車両の種類

免許の種類/車種

乗用車・タクシー

普通免許

マイクロバス

中型免許

路線バス・観光バス

大型免許

車両の種類における必要な免許の種類は以上のようになります。しかし普通免許でも、タクシーを運転する場合には第二種普通免許が必要になるなど、目的と用途を把握すれば、判断することができます。送迎バスでよく必要とされるのは、第一種中型免許です。

 

バスの種類別にみる必要な資格

業種別の送迎に使われるバスの種類や必要な運転免許の種類について解説していきます。

 

幼稚園やデイサービス、ホテルの送迎バス

送迎バス 免許

免許の種類別でもお話ししましたが、移動自体で収益を得ている車両を運転するのには二種免許が必要です。しかし、幼稚園やデイサービス、ホテルの送迎は、保育や介護など別のサービスに付随する移動手段のため、移動自体に料金が発生するわけではありません。そのため、第二種免許ではなく、第一種中型以上で、問題なく業務に従事することができます。よく幼稚園やデイサービスの送迎には、教員免許や介護資格が必要なのかを聞かれますが、直接指導したり介護することもないため、送迎以外の業務を行わないのであれば、免許証以外の資格は必要ありません。

送迎バス運転手は営利目的ではなくサービスで行うため、安全に運転するための技術は当然必要ですが、思いやりや、ホスピタリティ精神が求められ、お客様との信頼関係が構築できるかが問われます。

 

路線バス、高速バスや観光バス

送迎バス 免許

路線バスとは、駅前に設置されているバスターミナルや停留所にいるお客様を乗せて運行するバスのことを指します。バスと聞くと真っ先に、路線バスを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。お客様を輸送することを目的に料金をいただく車両のため、第二種の大型免許が法律上必須となります。高速バスや観光も同様の理由で同じ免許が必要になります。大型免許は、30人以上乗車できる大型バスを運行するために必要です。

普通免許と違い、取得に条件があるため興味はあっても未取得の人も少なくないと思いますが、普通免許取得から一定期間経っている人には入社後に資格取得をサポートしてくれる企業も多数存在するため、仕事自体に興味のある人は取得に困ることは少ないと思います。

 

まとめ

ここまで、免許には営利目的か非営利目的かで種類が分かれ、そこからさらに必要に応じた車種の免許が必要であるということ、送迎バスの業務は営利目的ではなくサービスで行う事業のため、第一種中型以上の免許があれば、運転手の業務に従事できるというお話してきました。初めにもお話ししましたが、通常の採用は勿論、定年後のセカンドキャリアとしても送迎バスの需要は年々高まっています。送迎の仕事に興味がある人は、自動車学校で中型免許を早めに取得することをお勧めします。

第二種ではないため、経験を問われることは非常に少なく、普通免許さえあれば採用されることもあるので、免許取得と並行して仕事を探すのもよいかもしれません。また、若いうちから運転手としてキャリアを積んでいくのであれば、対応力を広げることが重要です。中型の免許だけでなく大型の免許を取れば、送迎業務の幅が広がるのは勿論ですが、別の業務にも対応できるようになれば活躍の幅が広がるためぜひ検討してみてください。

 

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