2022.09.19
カテゴリ:感染予防
タグ:感染対策
コロナ感染者を車に乗せる注意点は?安全な送迎方法を紹介新型コロナウイルスに感染してしまったら、感染拡大を防ぐため電車やバスなどは利用できません。病院や療養施設などでは送迎のための環境を整えておくのが理想的ですが「どんなことに注意して送迎すればいいの?」と悩まれるご担当者様も多くいます。
そこで今回は、コロナ患者を送迎する際の注意点を解説します。送迎代行業者を利用するメリットも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
「他の業務に追われ、属人的に運用している」
「長年外注しているが、契約内容を見直したい」
このようなお悩みは、車両運行管理業の専門【ビジネスサポート】にご相談ください。日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用・労務管理、送迎ルートの作成、車両点検、もしもの事故対応まですべて請け負います。ご用意していただくのは車両だけです。
想定送迎人数もしくは車両台数、1日の想定稼働時間帯、地域、週間稼働日数を記載いただければ、最短翌日に見積もりをお出しします。
コロナ患者の移動に送迎が欠かせない理由
コロナ患者の移動には、送迎車が欠かせません。その理由は主に次の2つです。
- 公共交通機関を利用できない
- 歩いての長距離移動が難しい
それぞれの項目について詳しく解説します。
公共交通機関を利用できない
新型コロナウイルス感染症は、患者と同じ空間や近い距離にいる人に感染させる可能性があるため、公共交通機関を利用した移動は避けなければなりません。電車やバスだけでなく、特別な感染対策をしていないタクシーなども利用を避ける必要があります。
自力での移動が難しい場合がある
新型コロナウイルス感染症では、咳や発熱・だるさ・息苦しさなどの症状が出る場合があります。これらの症状が出た場合、短距離でも歩いての移動は大変です。また、自転車や自家用車の運転も危険です。そのため、ちょっとした移動でも送迎が必要な場合があります。
コロナ患者を送迎する際の注意点
コロナ患者の送迎には、さまざまな注意が必要です。環境によって注意すべき点が違う場合もあるため、可能であれば専門家の助言を受けて環境を整えると安心です。一般的に、コロナ患者送迎をする場合に注意すべきポイントは次の4つです。
- 基本的な感染対策を徹底する
- ドライバーと患者をできる限り隔離する
- 送迎終了後に車内の消毒を行う
- 乗務員への教育を徹底する
それぞれの項目について詳しく解説します。
1.基本的な感染対策を徹底する
コロナ患者を送迎する場合には、普段以上に感染対策が欠かせません。まずは基本的な感染対策を徹底しましょう。内閣官房が発表している基本的な感染防止策は次の4つです。
- 手洗いの徹底
- 隙間なくマスク着用
- 3密の回避
- こまめな換気
3密とは、密接・密閉・密集の3つです。車の中は密閉空間になりやすいので、特に換気には注意をはらいましょう。東北大学の研究によって、ドライバーと患者との間に仕切り板がある場合、窓を閉めたままエアコンを外気導入モードで使用することで患者側からドライバー側への気流の流れ込みがおさえられることがわかっています。
参考:COVID-19陽性者搬送車内の気流を可視化 〜ドライバーをウイルスから守る〜|東北大学
次の動画では、窓を開けた状態と閉めた状態の気流の違いがわかります。
上記のような気流の違いが生まれる理由は、窓を閉めて外気導入モードを使うとドライバーと後部座席の間に圧力差が生じるのに対して、窓を開けると圧力差がなくなってしまうためです。仕切り板を設置できる場合には、窓を開けずにエアコンで換気を行うのが有効です。
2.ドライバーと患者をできる限り隔離する
ドライバーと患者が接触する機会が多いと、その分だけ感染する確率が高くなってしまいます。ドライバーと患者は、できる限り隔離しておけるよう環境を整えておきましょう。例えば、上記の実験動画のように運転席と後部座席の間に仕切り板をつけるのもひとつの方法です。
3.送迎終了後に車内の消毒を行う
コロナ患者が触れた場所や飛沫が飛んだ場所には、ウイルスが残っている可能性があります。うっかり触れてしまうと感染が拡大する可能性もあるので、送迎終了後には車内の消毒を行いましょう。消毒用アルコールを含ませた布でシートなどを拭き取ることで消毒ができます。
4.乗務員への教育を徹底する
コロナ患者の送迎は通常のインフルエンザや風邪とは対応が異なるため、乗務員への教育を徹底することが重要です。上記の注意点を守って送迎できるような教育はもちろん、患者の様子がおかしいと感じたときにどこに連絡するか、どのような対応を取るべきかなども共有しておかなければなりません。
コロナ患者の送迎代行業者を利用するメリット
自宅や病院・療養施設間の移動など、必要なときにコロナ患者の送迎を代行する業者もあります。送迎業者を利用するメリットは次の2つです。
- 感染対策の準備も丸投げできる
- 現場スタッフの人手を減らさずに済む
それぞれの項目について詳しく解説します。
感染対策の準備も丸投げできる
コロナ患者専用送迎車の感染対策を始めると、さまざまな問題にぶつかることがあります。例えば、運転席と後部座席の間に仕切りを設置する場合にも「隙間なく設置するにはどうしたらいいのか」「運転中にはがれないよう設置するにはどのような工夫が必要か」などさまざまなことを考えなければなりません。代行業者を利用する場合、感染対策についても業者が行うので、準備に手間がかかりません。
現場スタッフの人手を減らさずに済む
施設によっては、送迎専用のスタッフを雇用するのではなく、必要に応じて現場のスタッフが送迎を行なっている場合もあります。しかし、現場のスタッフが送迎に回ってしまうと、人手が減る分現場の負担が増えてしまうでしょう。さらに、感染者数が増えた場合には施設が忙しくなるにも関わらず、送迎の頻度も増加する可能性があります。また、現場のスタッフが送迎を行なったあと現場の業務に戻るためには、場合によって消毒や着替えなどが必要です。そのため、現場を出てから戻るまでに長い時間を要することもあります。送迎代行業者を利用すれば、現場スタッフの人手を減らすことなく送迎が可能です。
コロナ患者の送迎には代行業者を利用するのが便利
コロナ患者には、送迎が必要なシーンが多くあります。コロナ患者の送迎を行うには、さまざまなポイントに注意しなければなりません。施設スタッフでの送迎が難しいと感じる場合には、代行業者を利用すると便利です。この記事を参考に、コロナ患者の送迎方法について考えてみてください。弊社では実際に関東圏の行政と連携して、コロナ患者の送迎を請け負っています。まだ対応に悩まれている方は、ご相談ください。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
「他の業務に追われ、属人的に運用している」
「長年外注しているが、契約内容を見直したい」
このようなお悩みは、車両運行管理業の専門【ビジネスサポート】にご相談ください。日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用・労務管理、送迎ルートの作成、車両点検、もしもの事故対応まですべて請け負います。ご用意していただくのは車両だけです。
想定送迎人数もしくは車両台数、1日の想定稼働時間帯、地域、週間稼働日数を記載いただければ、最短翌日に見積もりをお出しします。
記事の内容に関して、電話での問い合わせを一時受付停止しております。記事に関する質問・問い合わせはお問い合わせフォームよりお寄せください。