2022.07.18
カテゴリ:レンタカー/リース
介護車両レンタルとリースの違いは?気になるメリット・デメリットを徹底解説介護施設で高齢者の方や車椅子を利用されている方を送迎する場合、普通車では乗降が難しいためスロープやリフトなどを装備した介護車両を利用することが多いです。最近では施設での利用だけでなく、個人の利用も増えています。
しかし、介護車両は普通車と異なり様々な装備が付いているため費用が高額になります。介護車両を利用したいけど、購入は難しいという事業者のために、レンタルやリースもあります。本記事では、介護車両のレンタルとリースについてのメリット・デメリットやそれぞれの違いを解説します。
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介護車両とは
普通車と違い、介護車両には身体が不自由な方でも乗降がしやすいようにスロープやリフトを装備した車両です。介護車両には、様々な装備がついた車両があり大きく「スロープ」「リアリフト」「サイドリフト」に分けられます。
スロープ
車両の後方にスロープが付いており、介助者と一緒に車椅子のままスムーズに乗り降りをすることが出来ます。スロープが地面に接地しているため、安定感があり車椅子のままの乗車も安心です。車内には、車椅子を固定するためのベルトが設置されています。そのうえから、シートベルトを着用するため車内での安全にも配慮されています。
リアリフト
車両の後方に、自動で昇降するリフトが設置されています。リフターに車椅子を乗せた状態で車上まで移動させることが可能です。ハイエース・キャラバン・セレナなどの車種に、リフトが設置されていることが多いです。
サイドリフト
リアリフトやスロープと異なり、助手席や後部座席(セカンドシート)が回転するタイプの車両です。回転した座席が車外へ降りてくることで、乗り降りがしやすくなっています。高さ調整が可能なため、車椅子からの乗り降りが負担なく行えます。
レンタルとリースでのメリット・デメリット
介護車両を利用する場合、購入のほかにレンタルやリースという方法があります。レンタルとリースを選ぶ際に、どちらが良いか迷うこともあるのではないでしょうか。レンタルとリースでは、どんなメリットやデメリットがあるのかを確認してみましょう。
リースのメリット
初期費用がかからない
カーリースの場合、頭金などの初期費用が月額料金に含まれているため、手ごろな価格で福祉車両を利用することが出来ます。
面倒な手続きが不要
手続きが必要な自動車税や自賠責の保険料などもリース料金に含まれます。また、リース料金は非課税扱いのため車検代や消耗品なども非課税になります。メンテナンスの費用も手間がかからないのは嬉しいポイントです。
リースのデメリット
契約期間中の解約ができない
介護車両のカーリースは、基本的に契約後の途中解約はできません。途中解約をする際に、違約金を請求されることもあるため事前に確認が必要です。
故障や破損が発生すると追加料金が請求される場合がある
契約期間中の事故で故障や破損があった場合、返却時に追加料金が発生する場合があります。借りている車のため、事故などには十分に気をつけて運転を行うようにしましょう。
レンタルのメリット
数時間だけなど利用したいタイミングで気軽に利用できる
レンタルはリースと違い、数時間から利用できるため購入前に乗り心地を試すことも可能です。車種の希望がなければ、急に介護車両の利用が必要になった場合でも、介護車両を手配することが出来ます。
途中解約が可能
リースは、契約後の途中解約はできませんがレンタルであれば途中解約が可能です。短期間での利用や、継続して利用するか分からない場合はまずレンタルで利用してみるのも良いかもしれません。
レンタルのデメリット
事前に予約をする手間がある
カーレンタルは、事前に借りる車を予約し車の受け取りが必要です。頻繁に介護車両の利用がある場合は、毎回の予約が手間になる可能性があります。
人気の車種などは予約が取れない可能性がある
レンタルの場合、他の人がレンタル中であれば借りられないことがあります。利用したい車種や車種がある場合は、早めに予約をしておくようにしましょう。
レンタルとリースでの違い
リースとレンタルでは、利用する期間によるメリット・デメリットがありました。その他の違いについても、確認してみましょう。
レンタル |
リース |
|
料金設定 |
時間・日・週単位 |
月額 |
途中解約 |
可能 |
原則不可 |
契約期間 |
短期間 |
5〜8年程度の中・長期間 |
介護車両の運転には、送迎代行サービスがおすすめ
介護車両を手軽に利用するには、レンタルやリースが最適です。しかし、介護車両は特殊な機能が付いている車両のため、運転に慣れていない方では送迎を行うことが難しい場合があります。
そんなときは、介護車両のレンタル・リースと合わせて送迎代行サービスを利用することがおすすめです。介護車両の取り扱いを熟知した送迎のプロが、安全にご利用者様を目的地まで送迎します。
急な介護車両の利用が必要な場合や介護車両の運転に慣れていない場合は、ぜひ送迎代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
利用状況に合わせて、最適なサービスを検討しましょう
介護車両のレンタルは、短時間から利用可能なため手軽に試すことが出来ます。毎回予約と車の受け取りが必要で手間がかかることがデメリットです。リースは、中長期の利用であれば初期費用が費用に含まれているため購入するよりもリーズナブルに介護車両の利用が可能です。
しかし、契約後の途中解約は出来ないため利用期間が明確かどうかを事前に確認することが必要です。レンタルとリースでは、利用期間の指定が異なるため料金設定などにも違いがあります。利用の目的や期間、ご予算に合わせてご自身にあった方法をご検討ください。
また、介護車両は普通車と違う部分が多いです。介護車両の運転に慣れておらず不安な場合は、送迎代行サービスを利用するのがおすすめです。運転だけでなく、介護車両の扱いにも慣れているプロの運転手が担当するので安心して任せることが出来ます。介護車両のレンタル・リースについて興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
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