2023.02.22
カテゴリ:運行管理
タグ:マイクロバス
従業員送迎バスを工場に導入するメリット5つ!手配方法まで解説工場などの施設において「従業員の送迎を実施した方がいいの?」と悩まれる担当者様は多いでしょう。
本記事では、工場において従業員の送迎を実施するメリットと、実施するために必要な手続きや準備について解説。また、事業者の負担を減らしながら、従業員送迎を導入する方法も紹介します。
本記事を読めば、従業員の送迎を実施するべきか、どのように実施すればよいかわかります。
送迎バスの導入にお悩みの方は、ぜひご覧ください。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
「他の業務に追われ、属人的に運用している」
「長年外注しているが、契約内容を見直したい」
このようなお悩みは、車両運行管理業の専門【ビジネスサポート】にご相談ください。日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用・労務管理、送迎ルートの作成、車両点検、もしもの事故対応まですべて請け負います。ご用意していただくのは車両だけです。
想定送迎人数もしくは車両台数、1日の想定稼働時間帯、地域、週間稼働日数を記載いただければ、最短翌日に見積もりをお出しします。
工場において従業員送迎を実施するメリット
まずは、従業員の送迎を行うメリットを知っておきましょう。工場において従業員送迎を実施することには、次の5つのメリットがあります。
- 1.従業員の負担を減らせる
- 2.公共交通機関の利用が難しい場合でも出勤できる
- 3.駐車場のスペースを削減できる
- 4.求人への応募数を増やせる
- 5.企業イメージの向上
1.従業員の負担を減らせる
公共交通機関や自家用車を利用しての通勤は、従業員に負担を与えることもあります。従業員の送迎を実施すれば、通勤の負担が軽減されます。
例えば、公共交通機関の運行本数が少ない場合、乗り換えなどでの待ち時間が増えるため通勤の所要時間が長くなってしまうでしょう。暑さ・寒さが厳しい時期は、さらに負担が大きくなります。
しかし、公共交通機関の運行に合わせてターミナル駅などから送迎バスが出ていれば、待ち時間が少なくなるため通勤の負担を減らせるでしょう。
また、自家用車で通勤する場合でも、運転には集中力が必要なため、負担がかかります。仕事で疲れた後の運転は、事故のリスクも高まります。送迎バスを運行していれば、従業員の負担を減らすとともに、事故の確率を下げることも可能です。
2.公共交通機関の利用が難しい場合でも出勤できる
工業地帯で最寄り駅やバス停から距離がある場合や、24時間体制で深夜・早朝に出勤しなければいけない従業員がいる場合、公共交通機関を利用しての出勤は難しいでしょう。深夜や早朝勤務の負担が、マイカー通勤できる人だけに偏ってしまう可能性もあります。
送迎バスが運行されていれば、公共交通機関の利用が難しい場合でも、より多くの従業員が出勤できます。
3.駐車場のスペースを削減できる
マイカーで通勤する従業員が多い場合、広い駐車スペースを確保しなければなりません。駐車場を確保するにも費用がかかりますし、場合によっては駐車場のメンテナンスや警備のためのスタッフが必要になることもあります。
送迎バスが運行されていれば、マイカーで通勤する従業員の人数が減るため、駐車スペースの削減が可能です。
4.求人への応募数を増やせる
公共交通機関での通勤に不便な立地や、マイカーでの通勤が必須となる場合、どうしても求人への応募を敬遠されがちです。特に、休みの時期だけ働く学生アルバイトを募集したいといった場合には、採用が難しくなるでしょう。
送迎バスを運行し、通勤の利便性が高まれば、求人への応募数を増やせる可能性があります。
5.企業イメージの向上
国土交通省では、自家用車での通勤による周辺地域の渋滞やCO2の排出を抑える「エコ通勤」を推進しています。送迎バスを導入し、マイカーでの通勤が減れば、エコ通勤にも貢献可能です。
そのため、通勤の負担軽減だけでなく、環境に配慮した取り組みを行っている企業として、イメージの向上が期待できます。
工場で従業員送迎を実施するにあたって必要なこと
工場で従業員の送迎を実施するためには、次のような準備や手続きが必要です。
- 車両の準備
- ルートの作成
- ドライバーの採用・研修
- ドライバーの労務管理
- 車両の点検・メンテナンス
- 万が一の際の事故対応
車両の準備
送迎を実施するためには、車両が必要です。一度にどの程度の人数を送迎するのか、何箇所への送迎が必要なのかを考慮しながら、車種や台数を決めましょう。
ルートの作成
車両の台数が定まったら、ルートを作成します。始業時間や乗降人数、車両の定員などを考慮しながら、ルートを作成する必要があります。
ルートは1度作成したら終わりとは限りません。従業員が増えた場合などには、ルートの作り直しが必要な場合もあります。
ドライバーの採用・研修
送迎バスを運行するには、ドライバーの採用や研修も必要です。現在働いている従業員がドライバーの仕事をする場合でも、研修は必須です。
車種によっては、普通自動車免許では運転できない場合もあります。大型の車両を利用する場合などには、ドライバーの資格を確認することも忘れてはいけません。
ドライバーの労務管理
ドライバーの出退勤や給与管理などの、労務管理も欠かせません。特にドライバーの場合、運転中に事故を起こしてしまうことがないよう、十分休養が取れるような勤務時間とする必要があります。
また、ドライバーが体調不良などで欠勤した場合には、代理のドライバーが送迎業務にあたれるような体制を整えておかなければなりません。
車両の点検・メンテナンス
送迎車両を運行するのであれば、車両の点検やメンテナンスが欠かせません。定期的な車検や法定点検はもちろん、毎日の運行前点検や給油などの業務も発生します。
どのようなタイミングでどのような点検やメンテナンスを実施するのか、きちんと管理しておくシステムも必要です。
万が一の際の事故対応
車両を運行する以上、常に事故のリスクがあります。万が一事故が発生してしまった場合には、事故対応も必要です。
通常の業務に加えて事故対応が発生するため、どうしても負担が大きくなります。また、ドライバーが負傷したり、車両が破損した場合には、代理のドライバーへの依頼や代車の手配も必要です。
工場で従業員送迎を実施するならアウトソーシングが便利
送迎車両を運行する場合、上記で紹介したような手間がかかります。送迎車両の運行業務が負担だと感じる場合には、アウトソーシングを利用すると便利です。
送迎代行業者に依頼する場合、事業者側で必要なのは車両の準備のみです。その他の業務は、すべて委託先の代行業者が行います。
日常的な業務はもちろん、万が一の事故対応も委託先業者が実施。さらに、ドライバーの体調不良などによる欠勤が発生した場合には、代理のドライバーを派遣します。しっかりと研修を受けたプロのドライバーが業務にあたるため、安心・安全な送迎車両の運行が可能です。
工場における従業員の送迎には、さまざまなメリットがあります。従業員の負担を減らせるだけでなく、駐車場の削減や企業イメージの向上など、事業者側も多くのメリットを享受できます。
送迎車両の運行にはさまざまな手間がかかりますが、外部委託すれば送迎車両を準備するだけで導入が可能です。この記事を参考に、従業員送迎の導入を検討してみてください。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
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