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自動車運行管理ラボ

2023.10.08

カテゴリ:自動車運行管理DX

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置き去り防止安全装置義務化!おすすめ製品と選び方のポイントを詳しく解説

置き去り防止安全装置 義務化

通園バスに園児が置き去りにされてしまう事故が相次いでいるのを背景に、2023年4月から、対象の施設では送迎バスへの置き去り防止安全装置の設置が義務化されました。

しかし「置き去り防止安全装置はどのように選べばよいのだろうか?」と悩んでいる方もいるでしょう。

そこでこの記事では、置き去り防止安全装置が義務化された背景や、選び方のポイント、さらにおすすめの置き去り防止装置を紹介。さらに、購入の際に活用できる補助金についても紹介します。

置き去り防止安全装置の導入を考えている方は、ぜひご覧ください。

2023年4月から置き去り防止安全装置が義務化

置き去り防止安全装置とは、車内に子供をはじめとした人が取り残されるのを防止するための装置です。万が一置き去りが発生した場合には、警報音などでドライバーや周囲の人に知らせます。ここでは、置き去り防止安全装置が義務化された背景や義務化の対象、違反した場合の罰則を紹介します。

置き去り防止安全装置が義務化された背景

置き去り防止安全装置 義務化

置き去り防止安全装置が義務化された背景には、通園バスでの置き去り事故の相次ぐ発生があります。2021年7月には福岡県で、2022年9月には静岡県で園児の置き去り事故が発生し、置き去りにされた子供はいずれも熱中症で死亡しています。

こうした痛ましい事故を防ぐため、国土交通省は2022年12月20日に「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」を策定しました。さらに、2023年4月には、上記ガイドラインに沿った安全装置の設置が義務化されています。同時に、点呼などによる所在確認も義務化されました。

夏が来る前に義務化が望まれていたため、ガイドラインの発表から短期間での義務化となりました。

置き去り防止安全装置義務化の対象と罰則

置き去り防止安全装置義務化の対象となっているのは、次の施設です。

  • 幼稚園
  • 認定こども園
  • 保育所
  • 特別支援学校 など

対象となる施設では、置き去り防止安全装置を設置していない場合、業務停止命令を受ける可能性があります。

ただし、施行から1年間は経過措置が設けられています。経過措置期間の間は、点呼の記録を残すなど置き去りへの対策を確実に行っていれば、置き去り安全装置が設置されていなくても問題ありません。

置き去り防止安全装置購入に関する補助金

置き去り防止安全装置の設置が義務化されている施設では、安全装置の購入及び設置費用として、1台あたり17万5,000円の補助金が出ます。義務化されていない施設の場合、安全装置の使用に関するガイドラインに適合する製品を購入するなど、要件を満たした場合には8万8,000円が補助されます。

内閣府が公開している、要件の例は次の通りです。

置き去り防止安全装置 義務化

出典:送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン

また、上記以外に独自の補助制度を設けている自治体もあるため、購入前に確認しておくとよいでしょう。安全装置の使用に関するガイドラインに適合する製品は、内閣府のホームページで確認できます。

補助金の申請方法は、2023年10月現在、インターネット上には公開されていません。補助金を利用したい場合には、自治体などに事前に相談しておきましょう。

置き去り防止安全装置を選ぶポイント

置き去り防止安全装置は、非常に種類が豊富です。そのため、どれを選べばよいかわからないという理由で、まだ導入していない施設も多いようです。ガイドラインに適合した商品であることが前提ですが、それ以外にも置き去り防止安全装置を選ぶ際には次のポイントを確認しておきましょう。

  • 装置のタイプ
  • 警報が鳴るまでの時間
  • 手順の複雑さ
  • 外部への通知機能の有無
  • 各種機能の有無

それぞれの項目について、詳しく解説します。

装置のタイプ

置き去り防止安全装置には、主に降車確認式と自動検知式の2種類があります。さらに、その2つを併用した、併用型と呼ばれるタイプもあります。

降車確認式とは、決まった手順でドライバーが警報を解除するまでの間に、車内を確認できるような仕組みのものです。例えば、エンジンを切った後5分以内に車両後部のボタンを押さないと警報がなるようなものです。ドライバーは、エンジンを切ったら警報を解除するために車両後部に向かいます。その間に座席をチェックし、置き去りになっている人がいないか確認します。

自動検知式は、センサーなどを使って取り残された人がいないか確認するシステムです。人の動きを感知するものや、振動を感知するものがあります。

子供を乗せる車両の場合、自動検知式や併用型のものがおすすめです。子供は体が小さいため椅子などの死角に入り込んでしまうこともありますが、自動検知式であれば体を動かした時に検知できます。併用型で、ドライバーによるチェックも行えばさらに安心です。

警報が鳴るまでの時間

警報が鳴るまでの時間も確認しておきましょう。基本的にはエンジンを切ってから警報が鳴るまでの時間が短い方が安心ですが、園児の乗降などがある場合、短すぎると乗降の途中で警報が鳴ってしまう可能性があります。

警報が鳴るまでの時間は、普段通りに乗降して問題ないものを選びましょう。

手順の複雑さ

毎日使うものですから、手順が複雑だとドライバーのストレスとなってしまうでしょう。解除に手間がかかるのが面倒になって、安全装置のスイッチを切ってしまうようなことになると本末転倒です。

できるだけシンプルな手順で使えるものを選ぶのがおすすめです。

外部への通知機能の有無

停車後にバスから離れた場所で過ごす場合には、外部へ通知機能があるものを選びましょう。バスに設置された装置から音が鳴るだけでなく、スマートフォンなどで通知が受け取れるものもあります。

バスで警報装置が鳴っても聞こえない恐れがある場合には、スマートフォンなどに通知する機能があるものを選ぶのがおすすめです。

各種機能の有無

ほかにも、置き去り防止安全装置にはさまざまな機能がついたものがあります。具体的な例は次の通りです。

  • 置き去りにされてしまったときに押すSOSボタン
  • 車内の様子を確認できるカメラ
  • 乗車名簿アプリとの連携

実際に使うシーンをイメージしながら、施設への送迎に必要な機能がついたものを選びましょう。

置き去り防止装置のおすすめ11選

上記で紹介した選び方を踏まえ、おすすめの置き去り防止装置を紹介します。

  1. 1.ココール Plus
  2. 2.SOS-0006
  3. 3.置き去りキャッチ!
  4. 4.Safety Alarm
  5. 5.まもるくんA
  6. 6.NP1
  7. 7.みーつけた
  8. 8.カオレーダー
  9. 9.CEPSA Abandonment Prevention System
  10. 10.おきざらんぞう
  11. 11.Mikke
  12. 12.サスティナモーション

1.ココール Plus

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:ココール Plus

ココールPlusは、車の電装部品を30年以上にわたって開発している「コアテックシステム」によって作られた商品です。「降車時確認式」「自動検知式」「併用式」の3種類のタイプがあります。

降車時確認式の装置では、エンジンを停止すると車内でメロディが再生され、職員が車内の最後部に設置したボタンを押さないとメロディは止まりません。ボタンを押しに行くまでの間に車内を点検すれば、万が一置き去りにされている子がいてもその時点で発見できます。

自動検知式のタイプは、座席の足元に設置されたマットを踏むと、車両のホーンが鳴るタイプです。ホーンは10秒間短い断続音で鳴った後「SOS」のモールス信号に変化します。オプションのSOSボタンを設置することも可能で、SOSボタンを押した場合にもマットを踏んだ場合と同様に動作します。

併用式は、上記二つの機能をどちらも搭載したタイプです。より安全性の高いものを選びたい場合には、併用式を選ぶと良いでしょう。

2.SOS-0006

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:SOS-0006

SOS-0006は、降車時に車内を確認するタイプの置き去り防止装置です。エンジンを停止するとアナウンスが流れて車内確認を促すため、不慣れな人でも確認を忘れてしまうことを防げます。

また、5分以内にボタンが押されない場合には、車外に向けてサイレン音が鳴ります。これにより、ドライバー以外の人も車内の点検が済んでいないことを認知可能です。

万が一置き去りにされてしまったときのために、SOSボタンも用意されています。SOSボタンを押すと、確認を忘れた時と同様に車外のスピーカーからサイレン音が鳴ります。

3.置き去りキャッチ!

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:置き去りキャッチ!

置き去りキャッチ!は、ドライバーや保護者、責任者の意見を聞きながら作られた置き去り防止装置です。降車時確認式と人感センサーの併用タイプで、万が一点検時の見落としがあっても置き去りを防げます。また、送迎開始前にもドライバーに点検を促す作りとなっており、異臭や窓ガラスの破損といった異常に気付けるような仕組みが整えられています。

降車の際にボタンの押し忘れがあれば、アナウンスを実施。それでもボタンが押されない場合には、外部の警報を発報するとともに、オプションでメールも送信されます。

センサーを追加すれば、すべての座席の見守りが可能です。大きな車両を使っている施設でも、安心して導入できるでしょう。

4.Safety Alarm

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:Safety Alarm

Safety Alarmは、アラームを止めるだけでなくきちんと車内の確認ができるよう工夫して作られた商品です。降車時確認式の置き去り防止装置では、ボタンを押せば警告が止まります。そのため、ドライバーは車内の確認ではなく、ボタンを押すことを目的として行動してしまうことがあります。しかし、それでは車内に取り残されている子供がいても、見落としてしまうケースがあるでしょう。

Safety Alarmでは、ゆっくり確認することを促すアナウンスを流すとともに、確認作業を記録することで流れ作業によるアラーム停止を避けられます。また、緊急時にはSOSボタンを押せば、即座に車両のホーンが鳴るため、万が一置き去りが発生した際にも気付ける可能性が高まります。

5.まもるくんA

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:まもるくんA

まもるくんAは、降車時確認式の置き去り防止装置です。エンジンを切ると車内点検を促すアナウンスが流れます。車内を点検したら「たすけてボタン」を3秒間長押しすれば、警報が切れて車内待機モードに移行します。

車内待機モード中に「たすけてボタン」が押された場合には、車外のスピーカーから大音量で、車内に人がいることをアナウンス。これにより、万が一置き去りがあっても車外の人が気付けるように設計されています。

乗降中にもアナウンスが流れるのが、まもるくんAの特徴です。人や車が多い場所で乗降を行う場合など、周囲の人にも注意を促す必要がある場合には、運転席のボタンを押してアナウンスを流せます。

6.NP1

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:NP1

NP1は、降車時確認式と自動検知機能の併用式の置き去り防止装置です。降車時確認の際にはアナウンスが次の行動を指示してくれるため、不慣れなドライバーが乗務を行うときにも、手順がわからず困ってしまうことはありません。

自動検知の際には、AIによるカメラの解析に加え、高性能マイクによる泣き声の検知も行われます。複数の機能で車内に取り残された子供の検知が行われるため、より安全性が高まるのです。

異常が検知されると、車外に警報が発報されるだけでなく、スマホにも通知を送信します。施設から離れた場所に車両を停めておく場合でも、異常に気付きやすい装置です。

7.みーつけた

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:みーつけた

みーつけたは、降車時確認式の置き去り防止装置です。充電式ではなく車両バッテリーから電源を取るため、手間をかけずに使えます。確認時にはブザーが鳴りますが、子供たちが驚かないよう段階的に音が大きくなるため、安心して導入できるでしょう。

エンジンが止まった後も解除されなかった場合には、車両のホーンが鳴って車外に異常を知らせ、確認を促す機能もあります。

故障をWチェックする機能もあるため、何らかのトラブルが起きたときにも気付きやすい点がメリットです。

8.カオレーダー

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:カオレーダー

カオレーダーは、顔認証システムを利用した置き去り防止装置です。乗車時、降車時にそれぞれ顔認証し、園児自身が「のる」「おりる」のボタンを押します。降車後、確認モードを実行すると、全員の降車が終わっていた場合には「OK」の表示が出るため、安心してバスを移動できます。万が一人数が合わない場合には取り残されている人数と児童の顔が表示され、探しやすいようなシステムです。

さらに、レーダーセンサーも搭載されており、取り残された子がいれば検知できるような仕組みも備えられています。乗車時、降車時の確認を確実にしたい施設におすすめです。

9.CEPSA Abandonment Prevention System

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:CEPSA Abandonment Prevention System

CEPSA Abandonment Prevention Systemは、降車時確認式の置き去り防止装置です。エンジンをOFFすると確認を促すアナウンスが流れます。確認後、車内後方に設置したボタンを押すと「確認ボタンの信号を受信しました」とアナウンスが流れ、確認完了です。

確認が完了しない場合や、緊急用SOSボタンが押された場合には大音量のアラームが発報されます。万が一置き去りが起きた場合でも、車外から異常に気付ける仕組みです。

10.おきざらんぞう

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:おきざらんぞう

おきざらんぞうは、乗降時確認式の置き去り防止装置です。エンジンを切ると車内点検を促すメッセージを再生。その後、一定時間内にたすけてボタンを3回押すとアナウンスが止まります。たすけてボタンが押されなかった場合、車外のスピーカーからも点検を促すメッセージが流れます。

アナウンス停止後に「たすけてボタン」が押されると、車外スピーカーから大音量でメッセージを再生し、周囲の人に通知可能です。さらに、乗降中であることを知らせるメッセージの再生もできるため、交通量が多い場所で乗降する場合でも利用しやすいでしょう。

11.Mikke

置き去り防止安全装置 義務化

※引用:Mikke

Mikkeは、降車時確認とレーダーの併用で置き去りを検知するシステムです。シートの裏や毛布の中などで動いた場合にも検知可能なため、万が一点検時に見落としてしまった場合でも、置き去りに気付けます。

オプションで、携帯電話に通知する機能もあり。施設から離れた場所に駐車場がある場合などには、携帯電話への通知機能も利用すると安心です。

12.サスティナモーション

※引用:サスティナモーション

サスティナモーションは、株式会社パパスマイルが運営する『BabyTech® Awards 2023』送迎用バス置き去り防止を支援する安全装置部門で大賞を受賞した安全装置です。エンジン停止で一定時間後に自動で起動する自動センサー式で、毎回スイッチを押す必要がなく、起動後30分で自動的に電源が落ちます。忙しい日々の中でもヒューマンエラーを防ぐことができるでしょう。

iPhone/Androidに対応した専用アプリから、社内の様子を確認する仕組みも搭載できます。職員はもちろん、保護者もアプリから現在の状況をチェックできて安心です。

置き去り防止安全装置を設置しよう

置き去り防止安全装置 義務化

施設によっては、2023年4月から置き去り防止安全装置の設置が義務化されています。1年の経過措置期間はありますが、できるだけ早く設置するのがおすすめです。義務化されていない施設の送迎バスなどでも、設置しておくことで事故防止に役立ちます。

置き去り防止安全装置を設置する場合には、補助金を活用できます。基本の補助金以外に、地方自治体ごとに補助金を用意している場合もあるので、確認してみてください。申請方法も現状ではインターネット上に公開されておらず、問い合わせての確認が必要です。

この記事を参考に、送迎バスの使い方に合った置き去り防止安全装置を選んでください。

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