2024.03.08
カテゴリ:セミナー
タグ:ドライバー募集
バス運転手に向いてる人はどんな人?必要な資質・性格を紹介バスの運転手を目指したいけれど、自分は果たしてバス運転手に向いているのだろうか、と考えたことがある方もいるでしょう。バス運転手に向いている人には、共通した特徴があります。
そこでこの記事では、バス運転手に向いている人の特徴を紹介。さらに、バス運転手に求められる基本的な資質や、向いていない人の特徴も紹介します。
この記事を読んで、自分がバス運転手に向いているかチェックしてみましょう。
バス運転手に求められる基本的な資質
バス運転手に必須ともいえる、基本的な資質は次の通りです。それぞれ、詳しく解説します。
- 安全意識の高さ
- コミュニケーション能力
- 忍耐力
- 対応力
安全意識の高さ
バス運転手として大切なのは、安全第一の考え方です。
交通ルールを守ることはもちろん、乗客や他の道路利用者への気配りも重視しなければなりません。乗客が安全に乗り降りできるような配慮や、天候が悪い時の適切な対処も重要です。運行中の安全を守るためには、常に周囲を注意深く観察し、予期せぬことが起きても落ち着いて対応する必要があります。
また、事故を防ぐため体調が悪いと感じた時には早めに申告することや、車両のメンテナンスを欠かさないことも重要です。プロとしての自覚を持ち、乗客の安全とともに会社の評判も守らなければなりません。
コミュニケーション能力
バス運転手は、コミュニケーションの機会が多い職業でもあります。そのため、乗客や同僚、さらには他の道路利用者と、スムーズにやりとりできるようなコミュニケーション能力が必要です。
コミュニケーション能力が優れたバス運転手は、何か問題が起きた時には落ち着いて情報を伝え、乗客に安心感を与えられます。さらに、チームで働く上でも情報共有や協力を促し、良い職場環境を作ることに貢献できるのです。
面白い話ができることよりも、必要な情報を的確に伝えられるスキルが求められます。
忍耐力
バス運転手は、渋滞や工事による遅れに遭遇することが少なくありません。ときには、乗客からのクレームに対応しなければならないケースもあるでしょう。
しかしそんな時、イライラしてしまうと注意力が散漫になり運転に悪影響を及ぼす場合があります。また、乗客とトラブルを起こしてしまった場合には、会社の評判を下げてしまう可能性もあるのです。
バス運転手には、イライラしがちな場面に遭遇したときでも冷静に対応できる忍耐力が求められます。
対応力
バスの運行中には、交通事故や乗客の急病、車両のトラブルなどさまざまな場面に直面する可能性があります。そんなとき、状況を冷静に把握し対応できる力がバス運転手には求められます。
予期せぬトラブルが起きた時、乗客は大きな不安を感じるでしょう。しかしそこで、運転手が冷静に対応すれば、乗客も落ち着きを取り戻せます。
乗客がパニックになってしまうとさらなるトラブルを引き起こす可能性もあるため、まずは運転手が落ち着いて対応する必要があるのです。
バス運転手に向いている人の特徴
バスの運転手に向いている人には、次のような特徴があります。それぞれ、詳しく解説します。
- 時間通りに行動できる
- 体調管理ができる
- ストレスを上手に解消できる
- 運転が好き
時間通りに行動できる
普段から時間通りに行動できる人は、バス運転手に向いています。乗客は、バスが時間通りに来ることを期待しています。そのため時間厳守は、乗客からの信頼を築く基盤となるのです。また、予定通りに運行できると、運転手自身のストレスを減らせます。
仮に普段の生活では時間に遅れてしまうことがある人でも、仕事のときには時間を守れるのであれば支障はありません。しかし、頑張れば時間を守れる人よりも、特別に意識しなくても時間を守れる人の方が、バス運転手には向いています。
体調管理ができる
健康は、バス運転手の職務を遂行する上で欠かせない要素です。健康な体は、集中力を保ち、長時間の運転でも疲れにくいため、安全運転に直結します。
例えば、自分が疲れていることを察知して早めに休もうと判断できる人や、体力維持のため日常的に適度な運動を習慣化できている人は、バス運転手に向いているといえるでしょう。
さらに、体調管理ができている人は、突発的な欠勤の回数を減らせる可能性があります。バス運転手はシフト制で働いているケースが多く、欠勤時に代理のドライバーを見つけるのは大変です。そうした面から見ても、体調管理ができる人はバス運転手に向いているといえます。
ストレスを上手に解消できる
バスドライバーは、交通渋滞や乗客からのクレームなど、さまざまなストレスに直面する可能性がある職業です。ストレスを溜め込んでいると心身の健康に影響するケースもあるため、上手に解消する必要があります。
例えば、趣味やリラクゼーションなど、自分なりのストレス解消方法を持っている人は、ストレス解消が上手な人といえます。また、適度な運動もストレス解消に効果的です。
上手にストレスを解消できる人は、精神的にも肉体的にも健康を維持しやすく、長期にわたってバス運転手として活躍できるでしょう。
運転が好き
運転が好きで楽しめる人は、バス運転手に非常に向いています。運転技術を磨きたいという意欲は、安全意識の向上や効率的な運行方法の学習にもつながります。
また、運転が好きという情熱を仕事に向けることができれば、乗客にとって快適で安全な乗車体験を提供できるでしょう。楽しみながら運転手としての仕事ができれば、乗客や地域社会からの評価を得られる可能性が高まります。
バス運転手に向いていない人の特徴
バス運転手に向いていない人の特徴も、あわせて確認しておきましょう。
- 運転が荒い
- 時間管理が苦手
- 人とのコミュニケーションが苦痛
- 毎日お酒を飲みたい
運転が荒い人
運転が荒く、安全を二の次にする人は、バス運転手には向いていません。この職業は、何よりも乗客を安全に目的地まで運ぶことに重点を置いています。荒っぽい運転は、事故のリスクを高めるだけでなく、公共交通機関としての信頼を損ねてしまうのです。
自分の運転が荒っぽいかもしれないと感じる人は、まず安全運転を意識することから始めてみましょう。自家用車であっても、運転する時に常に安全を心がけていれば、だんだんと落ち着いた運転ができるようになります。
時間管理が苦手な人
時間管理が苦手な人は、バス運転手としての業務に大きな課題を抱えることになります。バスサービスは時間通りの運行が求められるため、時間管理が不得手な人は、乗客の信頼を損ね、サービスの質を下げる原因となります。
時間管理に苦手意識はあるけれど、バス運転手を目指したいと考えている人は、まず日常的に時計をチェックすることから始めてみましょう。こまめに時計を見る習慣が身につくと、時間管理ができるようになる可能性があります。
人とのコミュニケーションが苦痛
バス運転手は、毎日多くの人と接する仕事です。乗客や同僚とのコミュニケーションは、日々の業務の中で避けて通れない要素です。人と話すことに苦痛を感じる人にとって、この仕事はストレスフルになる可能性が高いでしょう。
人とのコミュニケーションが苦手と感じる人であっても、積極的に人と交流しているうちにコミュニケーションスキルが身につき苦手意識が軽減することもあります。コミュニケーションスキルを伸ばしたいと考えているのであれば、人と交流できるような場に積極的に参加してみてください。
毎日お酒を飲みたい人
勤務前の飲酒は、運転能力に大きく影響します。次の日朝早くから勤務がある場合などには、お酒を控えなければならない場合もあるでしょう。そのため、毎日お酒を飲みたいと考えている人には、バス運転手は向いていないといえます。
ただし、バス運転手として働き始めたらまったくお酒が飲めないわけではありません。次の日が休みのときにはお酒を楽しむなど、仕事に影響を与える飲酒を避けられるのであれば問題ありません。
自分がバス運転手に向いているかチェックしてみよう
バス運転手になるためには、時間厳守、健康管理、ストレス耐性など、多くの資質が求められます。自分がこれらの資質を持っているかどうかを見極めることで、バス運転手としての適性をチェック可能です。
一方で、運転が荒っぽい人や時間管理・コミュニケーションが苦手な人は、バス運転手に向いていない可能性があります。とはいえ、苦手なことでも改善の方法はあります。バス運転手を目指したいと考えているのであれば、克服に取り組んでみましょう。
この記事を参考に、自分がバス運転手に向いているかチェックしてみてください。