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自動車運行管理ラボ

2024.09.12

カテゴリ:安心/安全/教育

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地震が運転中に発生したらどうする?対処法と用意しておきたい防災グッズ

運転中に地震が発生したらどうすれば良いのか、考えたことはあるでしょうか。突然の地震に見舞われたとき、多くの人が不安や恐怖を感じどう対処すべきか迷ってしまいます。そんなとき、事前に適切な対処法を知っておけば、冷静に行動できるはずです。

この記事では、運転中に地震が発生した場合に知っておくべき基本的な対処法を解説します。

対処法を理解することで、突然の地震にもパニックになることなく安全を守れます。ぜひこの記事を最後まで読んで、運転中の地震対策をしっかりと身につけてください。

地震が運転中に発生した場合の基本的な対処法

地震が運転中に発生した場合、基本的には次のように対処しましょう。それぞれ、詳しく解説します。

  • 安全な場所に車を停車させる
  • 揺れがおさまるまで車内で待機する
  • 周囲の状況を確認する
  • 必要に応じて車を離れて避難する

安全な場所に車を停車させる

地震が発生した際には、急ハンドルや急ブレーキを避けながら、できるだけ早く安全な場所に車を停車させることが重要です。車を安全な場所に停めることで、自分や同乗者の安全を確保し、他の車両との衝突を防げます。

停車させる際には、倒壊物や地割れなどのリスクを避けるため、適切な場所を選ぶことが求められます。例えば、建物や塀の近く、橋の下など倒壊するリスクがあるものの近くはできるだけ避けましょう。また、山肌沿いは土砂崩れが発生するリスクがあるため避けた方が良いでしょう。停車する際にはハザードランプを点灯させることで、周囲の車両に注意を促し二次災害を避けられます。

地震時には、倒壊や落下物のリスクが少ない場所を見極めて車を停め、車内で安全を確保してください。

揺れがおさまるまで車内で待機する

地震の揺れが収まるまでは、車内で待機して安全を確保しましょう。

車外に出ると、飛び散ったガラスや倒壊した物に巻き込まれる危険があります。車内にいれば、落下物や倒壊したものの破片で怪我をすることを避けられるのです。また、シートベルトやエアバッグが、二次的な衝撃から守ってくれる可能性もあります。例えば、高速道路やトンネル内で揺れが発生した場合でも、車内で待機することで外部の危険から身を守れます。

外部の危険を避けるためには、揺れがおさまるまで車から出ずに待機しましょう。

周囲の状況を確認する

地震が発生したときには、周囲の状況を確認して必要な情報を収集することが大切です。地震の規模や津波の有無、道路の損壊状況などの情報を把握することで、次にとるべき行動を正しく判断できます。情報が不足していると、間違った行動を選んでしまうリスクが高まります。

車内ではラジオを使って、リアルタイムの地震情報や交通情報を得るようにしましょう。また、防災アプリを事前にインストールしておけば、避難指示や災害情報を素早く取得できるため迅速な対応が可能になります。

情報をしっかり収集し状況を把握することで、より安全な行動を選べます。

必要に応じて車を離れて避難する

車の移動が難しい場合は、徒歩で避難する準備をしておくことが必要です。地震で道路が損壊したり、車の移動が困難になることがあります。その場合、安全な場所へ徒歩で避難するのが最も効果的です。

車内に非常用持ち出し袋や防災グッズがあれば準備しましょう。他のドライバーや歩行者と協力して、助け合いながら避難することも大切です。

緊急車両の通行を妨げないため、車を放置する際にはドアをロックせず、キーをわかりやすい場所に置いて避難してください。

特定の状況別の対応方法

特に危険な状況で地震が起きた場合の対応方法を、状況別に次の3つにわけて解説します。

  • 高速道路走行中の地震発生時の対応策
  • トンネル内での地震発生時の対応策
  • 山道や橋を走行中の地震発生時の対応策

高速道路走行中の地震発生時の対応策

高速道路上で地震が発生した場合は、まずスピードを落として安全な場所に停車し、情報を集めることが重要です。

高速道路ではスピードが速く停止するまでの距離も長くなるため、急停車は他の車両との衝突のリスクを高めます。また、高架やトンネルなどでは構造物の倒壊の危険性もあるため、迅速で冷静な対応が必要です。

ハザードランプを点灯させて徐行し、徐々に速度を落として車両を道路の左側に寄せましょう。安全に停車できる場所を探し、近くにサービスエリアやパーキングエリアがあれば移動してください。停車後はラジオや防災アプリを使って道路状況や地震情報を確認し、次の行動を決定しましょう。

高速道路では、スピードを落として安全に停車し、常に情報を確認しながら冷静に行動することが大切です。

トンネル内での地震発生時の対応策

トンネル内で地震が発生した場合、すぐに通過できるのであればトンネルを抜けてから車を停止させましょう。すぐに通過できない場合には、トンネル内で車を停止して安全を確保してください。

トンネル内は構造物が多く、地震の影響で崩壊や落下物が発生する危険があります。特に大きな揺れの際には運転が困難になることがあるため、無理に走行するのは避けましょう。

揺れを感じたらできるだけ壁際に車を寄せて停車し、揺れが収まるまで車内で待機します。揺れが収まったら、すぐにトンネルを脱出し、安全な場所に移動してください。長時間トンネル内に留まると酸素が不足する恐れもあるため、できるだけ迅速に避難することが大切です。

トンネル内では、安全に停車し状況を確認しながら迅速に適切な行動を取ることが求められます。

山道や橋を走行中の地震発生時の対応策

山道や橋を走行中に地震が発生した場合は、できるだけ早く安全な場所に停車し周囲の状況を確認することが大切です。

山道では土砂崩れや崖崩れのリスクが高く、橋の上では揺れによって構造が損傷したり、崩落する危険があります。こうした場所で無理に運転を続けると、重大な事故につながる可能性があります。

揺れを感じたら、速やかに道の端に車を寄せて停車し車外に避難する準備をしましょう。

例えば土砂崩れの危険がある場所では、車を斜面の反対側に寄せ避難します。また、橋の上では揺れが収まるまで車内で待機し、その後、安全を確認してから速やかに橋を渡り切るか避難してください。

山道や橋での地震時にはまず停車して安全を確保し、迅速に避難することが重要です。

車内に用意しておくと便利な防災グッズ

車内には、次のような防災グッズを用意しておくといざという時に役立ちます。準備できるものから、少しずつ用意しておきましょう。

  • 非常食
  • 懐中電灯
  • 予備電池
  • 携帯ラジオ

非常食

非常食は、長時間の待機や避難時にエネルギーを補給するために欠かせません。

地震後は交通の混乱や道路の損壊によって、車内で長時間待機しなければならない場合があります。そのため、すぐに食べられる非常食を用意しておくことが大切です。

保存期間が長く、開封してすぐに食べられるクラッカーやカロリーメイト、缶詰などを準備しておきましょう。これらは持ち運びがしやすく、避難時にも役立ちます。

懐中電灯

懐中電灯は、夜間や暗所での視界を確保するために欠かせない道具です。地震が発生すると停電する可能性があり、車内や避難中に明かりが必要な場面が多くなるでしょう。懐中電灯があれば、暗闇でも安全に行動できます。

明るさを調整できるLEDタイプの懐中電灯を選び、予備の電池と一緒に車内に保管しておくと良いでしょう。手回し充電式やソーラー充電式の懐中電灯を備えておくと、電池切れの心配がなく安心です。

予備電池

予備電池は、懐中電灯やラジオなどの電気機器を長時間使用するために欠かせません。

停電や長時間の待機中には電気機器の使用が必要になることがあります。特に、情報収集のためのラジオや安全のための懐中電灯の電源確保は重要です。

車内にはアルカリ電池や充電式電池を複数用意し、使いやすいように小分けして保管しておきましょう。

携帯ラジオ

携帯ラジオは、地震時に必要な情報を収集するための必需品です。

地震の影響で通信インフラがダウンする可能性があるため、インターネットや携帯電話に頼らずに情報を収集するには携帯ラジオが有効です。

手回し充電式やソーラー充電式のラジオを準備し、常に最新の情報を受信できる状態にしておきましょう。また、AM/FMの両方の周波数を受信できるタイプを選ぶと、より多くの情報を得られます。

運転中に地震が発生した時の対処法を知っておこう

地震はいつ発生するかわからないものです。運転中も例外ではありません。そのため、まずは運転中に地震が発生したときの基本的な対処法を知っておきましょう。また、防災グッズを車内に用意しておくことも重要です。

この記事を参考に、運転中に地震が発生した時の対応を考えておきましょう。

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