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自動車運行管理ラボ

2025.09.14

カテゴリ:法務/労務管理/規制

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マイナ免許証で見えなくなる情報をどう管理する?企業必須の対応ポイント

2025年3月から「マイナ免許証」の運用が始まりました。

マイナ免許証は便利な一方で、券面に免許情報が記載されないため、情報管理に戸惑う人も少なくありません。

そこで役立つのが、専用の読み取りアプリです。この記事では、マイナ免許証の基本情報や注意点を整理し、読み取りアプリの主な機能や活用方法を紹介します。

最後まで読めば、マイナ免許証を安全かつ効率的に利用するための手順がわかり、更新忘れや確認漏れのリスクを防げるようになります。マイナ免許証の活用に不安を感じている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

マイナ免許証とは

マイナ免許証とは、マイナンバーカードと運転免許証を一枚にまとめた新しい形式のカードです。2025年3月から運用されており、希望すれば現在の運転免許証をマイナ免許証に切り替えることも可能です。

行政手続きの簡素化やオンライン化、情報連携による行政コストの削減などを目的に導入された制度で、セキュリティが強化されたことに加え各種手続きがスムーズになるといったメリットがあります。

特に、免許更新の講習がオンラインで受けられるようになるのは、マイナ免許証の大きな利点といえるでしょう。

マイナ免許証について、詳しくは別記事「マイナ免許証が全国で運用開始!メリット・デメリットを詳しく解説」で紹介しています。

マイナ免許証は券面に情報が表示されない

さまざまなメリットがあるマイナ免許証ですが、券面に免許情報が記載されないという大きなデメリットもあります。

従来の運転免許証では、免許の種別や有効期限が記載されていました。しかし、マイナ免許証の場合にはそれらの情報が券面に記載されていないため、カードを見るだけではどのような種類を持っていて、いつが有効期限なのかがわかりません。

自分の運転免許であっても、更新時期がわからないと困ってしまうケースもあるでしょう。

さらに問題となるのが、ドライバーを採用する事業者です。免許情報がわからないと、応募者が業務に必要な免許を持っているかどうか判断できません。また、有効期限がわからないと、免許の期限が切れているドライバーに運転させてしまうリスクもあるでしょう。

こうした状況を防ぐためにも、マイナ免許証を利用する際は、専用アプリなどで免許情報を読み取れる体制を整えておくことが重要です。

マイナ免許証の確認には専用アプリが必要

マイナ免許証に記録されている情報を閲覧するには、専用の読み取りアプリが必要です。警察官が免許証を確認するためにも、この読み取りアプリが使われます。

スマートフォンだけでなく、ICカードリーダーを接続すればパソコンからの読み取りにも対応可能です。

従業員の免許証情報を把握しておかなければならない企業では、早めに読み取りアプリを利用できるよう準備しておきましょう。

情報の信頼性の確認ができる

マイナ免許証の読み取りアプリでは、カードの読み取りができるだけではありません。読み取って表示されたデータが、信頼性の高いものかどうかも確認できます。

マイナ免許証には、免許証情報だけでなく改ざんや書き換えがされていないことを証明するための電子証明書が設定されています。この電子証明書を確認することで、改ざんされていない正しい免許証情報であることが確認できるのです。

電子証明書に更新があると、ダウンロードの有無を尋ねる画面が表示されます。ここで対応せずに放置すると「真正性NG」といったエラーにつながる可能性があるため、通知が出た際には必ず手続きを完了させてください。

免許情報をアプリに保存可能

マイナ免許証読み取りアプリには、一度読み取った免許データをアプリ内に保存しておける機能があります。

情報を確認したい時に、毎回アプリでマイナンバーカードを読み取らなければならないと不便です。特に、ドライバーを雇用している企業では、運転免許の情報を確認したいのにドライバーが遠くで仕事をしていて本人に確認できないというケースもあるでしょう。

免許証情報をアプリに保存しておけば、必要な時にいつでも情報を確認できます。

有効期限の状況をアイコンで表示

入社時は必要な免許を持っていた場合でも、その後更新手続きをしていないと免許が失効している恐れがあります。特にマイナ免許証は券面に有効期限が載っていないため、はがきが届いてから免許更新のタイミングに気付くケースもあるでしょう。

こうしたリスクを減らすには、読み取りアプリに免許情報を保存しておくことが有効です。アプリでは有効期限がアイコンで色分けされ、期限内は緑、失効すると赤で表示されます。さらに、更新時期が近付いた場合にはテロップが流れるようになるため、更新手続きをするよう従業員に声をかけることも可能です。

期限切れの表示が出た場合には、従業員のマイナ免許証を再度読み取り、情報を更新しておきましょう。

マイナ免許証読み取りアプリの使い方

マイナ免許証は、次の手順で利用できます。ここでは、スマートフォン版の読み取りアプリを例に操作方法を説明します。

  • アプリを初めて起動したら、利用規約へ同意し通知設定を行う
  • 「読み取り開始」を選択し、暗証番号を入力する
  • スマートフォンにマイナ免許証をかざして情報を読み取る

アプリを初めて起動したら、利用規約へ同意し通知設定を行う

マイナ免許証読み取りアプリを初めて立ち上げると、利用規約が表示されます。まずは利用規約を確認し、同意して次に進みましょう。

利用規約に同意すると、次に通知の設定に関するダイアログが表示されます。通知を「許可」「許可しない」の2種類が表示されるため、利用したい方を選んでください。

ただし「許可しない」を選択すると有効期限の通知を受け取れません。期限切れを防ぐためには「受け取る」を選んでおくのがおすすめです。

「読み取り開始」を選択し、暗証番号を入力する

初回設定が完了したら、画面の「読み取り開始」をタップし、暗証番号を入力します。

ここで入力する暗証番号は、マイナ免許証に切り替えた際にドライバー本人が設定した4桁の暗証番号であり、企業側で設定するものではないため注意してください。

さらに、氏名や生年月日、住所を表示したい場合には「氏名等を表示する」をONにし、追加の暗所番号を入力します。券面入力事項補助用暗証番号とは、生年月日、有効期限、セキュリティコードを組み合わせた14桁の数字です。

このように、暗証番号は読み取りに必須となるため、切り替えの際に作成する暗証番号は自分にとって覚えやすいものにしておくと良いでしょう。

スマートフォンにマイナ免許証をかざして情報を読み取る

暗証番号を入力したら、マイナ免許証をスマートフォンにかざします。暗証番号に間違いがなければ、比較的すぐに免許証情報が表示されるはずです。

このように、マイナ免許証はスムーズで快適に利用できます。運転手を多く採用している企業だけでなく個人でもアプリを入れておくと、運転できる車両や有効期限をすぐに確認できます。

マイナ免許証の情報を知るなら読み取りアプリを使おう

マイナ免許証はマイナンバーカードと運転免許証を一枚にまとめたカードで、行政手続きの効率化やオンライン講習など多くの利点があります。しかし、券面に免許情報が記載されないため、更新期限や免許種別が一目で確認できないという課題も存在します。

この課題を解消するには、専用の読み取りアプリの導入が不可欠です。アプリを使えば、免許情報を保存して必要な時にすぐ確認できるほか、期限の近づきや失効をアイコンで把握でき、更新忘れの防止につながります。個人利用はもちろん、従業員の運転資格を管理する企業にとっても有効です。

制度の利便性を最大限に活かすために、今のうちからアプリをインストールし、実際に読み取り操作を試してみましょう。

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