2025.03.20
カテゴリ:事例
タグ:幼稚園・保育園
幼稚園バスを外部委託するメリットは?実施事例で活用方法を紹介株式会社ビジネスサポートの車両運行管理では、園児と先生たちが笑顔で過ごせる毎日をお手伝いし、安心して利用できる空間を提供します。
幼稚園や保育園での送迎は、保護者と施設側の私的な有償サービスの一環であるため、必要不可欠ではなくとも保護者からの要望に答えるためには必要なサービスです。しかし現場の保育士は平成29年度データで約7.4万人不足していると言われており、安全な送迎業務の遂行の実現が難しくなっています。
そこで、添乗員の保育士職員とは別に、外部の運行管理業者と連携して、運転業務まで依頼する方法を、弊社ではご提案しております。
本記事では、送迎代行サービスのメリットや、各社の事例について解説していきます。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
「他の業務に追われ、属人的に運用している」
「長年外注しているが、契約内容を見直したい」
このようなお悩みは、車両運行管理業の専門【ビジネスサポート】にご相談ください。日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用・労務管理、送迎ルートの作成、車両点検、もしもの事故対応まですべて請け負います。ご用意していただくのは車両だけです。
想定送迎人数もしくは車両台数、1日の想定稼働時間帯、地域、週間稼働日数を記載いただければ、最短翌日に見積もりをお出しします。
送迎業務を依頼するメリット
お客様にとっても園側にとってもメリットがある送迎サービスですが、園側にとっては保育士のリソースが割かれたり、運行にかかわる整備や管理業務など、正直負担が大きくなります。運転業務はもちろんですが、車両の準備・点検や運行ルートの管理、運転手の確保など業務が多岐にわたるからです。
この送迎サービスを委託できるサービスが、送迎業務のアウトソーシングです。運転業務の代行だけでなく、送迎業務にかかわる業務すべてを代行することができます。以下が送迎代行サービスで実施できる業務です。
- 運転業務
- 運行ルートの作成や運行計画の策定
- 車両の定期点検
- 運転手の確保
- 事故対応(もし事故があった場合)
園だけでは送迎業務がおろそかになってしまいそうな場合は、送迎代行サービスの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
ここからは送迎業務をアウトソーシングするメリットを紹介します。
1.労務管理コストの削減
送迎業務に必要な経費には、直接経費(運転手の労務費)と間接経費(管理者の労務費)があります。アウトソーシングに必要な毎月定額の委託費(年契約)には、直接経費と間接経費の全てが含まれていますので、園は労務管理業務(運転手採用、教育、勤怠・労務管理、事故対応など)からも解放されます。
2.徹底的な安心・安全への追及
送迎業務をアウトソーシングする目的の一つに専門業者に任せることで得られる安心があります。自動車運行管理業の場合それは「安全・安心な運行」です。
弊社では、創業以来「安全への取り組み」を第一最優先事項として、自動車安全運転センター、自動車事故対策機構などの第三者機関と連携を計り、ドライバー研修体制を構築していることにより、2022年までに重大事故は、0(ゼロ)を実現しております。
3.送迎車両を資産として管理
送迎車両は毎日の業務を通じて経年劣化していきます。弊社では、車種に応じた適切なメンテナンス(整備・点検・保護)を実施することにより、車両の資産価値を保持していきます。
車両メンテナンスは、安心・安全の筆頭であると考えて、専門知識と技術を兼ね揃えた車両管理(VM)チームがクラウドシステムにて全ての車両管理状態をモニタリングしており、効果的に資産管理を実現しております。
幼稚園バスの運行を外部委託するデメリット
幼稚園バスの外部委託には、次のようなデメリットもあります。それぞれ、詳しく解説します。
- コストが割高になる可能性がある
- ドライバーに契約外の業務を依頼できない
- 業者選定による品質の差が生じる
コストが割高になる可能性がある
幼稚園バスを外部委託すると、自園で運営するよりもコストが高くなる場合があります。
業者が提供するサービスには、ドライバーの給与や車両のメンテナンス、保険、管理業務などさまざまな業務の費用が含まれています。またカスタマイズされたサービスや特別な安全対策などを求める場合には、オプション費用がかかることも少なくありません。
そのため、業者に支払う料金にどのような費用が含まれているのかを確認したうえで、自社で運用する場合の費用も考慮し、外部委託するかどうか検討しましょう。
ドライバーに契約外の業務を依頼できない
外部委託の場合、ドライバーには契約で定められた業務のみを依頼できます。
自園で運営する場合は、待機時間に園内の清掃や事務作業などを依頼することもできますが、外部業者のドライバーはバスの運行業務に特化しており、それ以外の業務を依頼することはできません。
また、契約内容によっては車両のメンテナンスや清掃などの業務を依頼できない場合もあります。
契約前に、どこまでの業務を依頼できるのか、しっかり確認しておきましょう。
業者選定による品質の差が生じる
外部委託を利用する場合、業者によってサービスの品質に差が出ることがあります。特に、ドライバーの対応や安全管理のレベルは業者ごとに異なり、一部の業者では期待した品質を維持できない可能性もあるでしょう。問題を避けるためには、事前に業者の実績や口コミを確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
幼稚園バスの運行を外部委託する業者を選ぶ際のポイント
幼稚園バスの運行を外部委託する業者を選ぶ際には、次のようなポイントに注目しましょう。それぞれ、詳しく解説します。
- ドライバーが持っている資格や研修内容
- 車両の整備・点検体制
- 運行ルートの柔軟性
- 緊急時の対応体制
- 料金体系の明確さ
- 契約内容の柔軟性
- GPSや見守りシステムの導入状況
- 他園での導入実績
ドライバーが持っている資格や研修内容
安全な運行を確保するためには、ドライバーの資格や研修制度が整っている業者を選ぶことが大切です。
幼稚園バスを運転するドライバーは、運行に必要な免許を持っているだけでは十分とはいえません。車両を運転するだけでなく、安全運転のための研修を定期的に受けているか、園児との接し方に関する教育が行われているかも重要です。
契約前に業者が実施している研修内容を確認し、安全意識の高いドライバーが運行を担当しているかチェックしましょう。
車両の整備・点検体制
幼稚園バスは毎日使用するため、車両の整備・点検までしっかり対応してくれる業者を選ぶと安心です。車両の点検が不十分だと、故障や事故のリスクが高まります。プロによる定期的なメンテナンスが実施されていれば、安全な運行を維持できるでしょう。契約前に、車両のメンテナンスを任せられるのか、どの程度の頻度で整備・点検が行われているかを確認し、安全性が確保されているかチェックしてください。
運行ルートの柔軟性
園児の増減や送迎時間の変更に対応できる柔軟な運行ルートを設定できるかも、重要な選定基準です。一度決めたルートを変更しにくい業者だと、新たに園児が増えた場合や送迎先が変わった場合に柔軟な対応ができません。契約時にルート変更がどの程度可能かを確認し、柔軟に対応できる業者を選びましょう。
緊急時の対応体制
事故やトラブルが発生した際の対応体制がしっかりしている業者を選ぶことも大切です。バスの故障やドライバーの急病など予期せぬ事態が起こった時に、迅速な対応ができる業者でなければ、園の運営にも支障をきたします。
たとえば、通常派遣されているドライバーが病気などの理由で欠勤する場合には別のドライバーを派遣してくれる業者であれば、安心して運行を任せられるでしょう。契約時に、緊急時の対応マニュアルや代替手配の有無を確認しておきましょう。
料金体系の明確さ
契約後の追加料金の発生を避けるためには、料金体系が明確な業者を選ぶことも重要です。業者によっては、基本料金の他に追加の安全対策やルート変更に対する追加費用が発生する場合があります。見積もりの際には、基本料金に何が含まれているのか、追加費用が発生する条件は何かを細かく確認しましょう。また、費用の内訳を明確に説明してくれる業者を選ぶと安心です。
契約内容の柔軟性
契約期間や条件変更の柔軟性も、業者選びのポイントです。長期契約しか選択肢がない場合、途中で状況が変わった時に不利になる可能性があります。そのため、短期間の契約が可能な業者や、契約条件を柔軟に変更できる業者を選ぶのが理想です。契約の更新条件や解約時の違約金について、契約時に確認しておきましょう。
GPSや見守りシステムの導入状況
GPSや見守りシステムが導入されていると、園だけでなく保護者も安心して利用できます。
例えば、リアルタイムでバスの位置を把握できるシステムがあれば、保護者がバスの到着時間を確認しながら行動できます。また、高性能な置き去り防止装置が搭載されていれば、安心して子供を預けられるでしょう。
安全性を強化するためにも、どのようなシステムを活用しているか確認してみてください。
他園での導入実績
他園で導入された実績があるかどうかも、確認しておくと利用の際の判断材料となります。
他の園で利用されている業者であれば、ある程度信頼されている業者であると考えられるでしょう。特に、同じ地域の幼稚園で導入事例がある業者は、地元の道路事情に詳しく、スムーズな運行が期待できます。
もちろん、実績がないからといって悪い業者だとは限りませんが、ひとつの材料として参考にしましょう。
送迎サービス実施事例
送迎業務に関して全ての業務を委託できる送迎サービスですが、ここからは実際に弊社のサービスを利用して安全な送迎を行っている事例について紹介します。
事例①兵庫県内に幼稚園を複数経営する学校法人
兵庫県内で5校以上の幼稚園・保育園を運営する学校法人様では、送迎が必要な2つの園にて、送迎をご依頼いただいております。
<稼働現場>
兵庫県内の幼稚園および保育園の2校
<使用車両>
中型バス
幼児18人+大人4人定員
<稼働時間>
朝のお迎え: 07:30〜09:30 平日
帰りの送り届け:14:30〜16:30 平日
事例②東京都内のインターナショナルスクール
練馬区や武蔵野市、港区、江戸川区、足立区など、東京都内の多くの市区から通院する生徒の多いインターナショナルスクールで、送迎業務を担っています。
<稼働現場>
東京都内のインターナショナルスクール
<使用車両>
ワゴン
26名定員
<稼働時間>
朝のお迎え: 07:00〜08:45 平日
帰りの送り届け:15:15〜19:00 平日
園児の送り迎えには、送迎サービスの利用を
送迎の業務は代行することで、お客様にとっても園側にとってもメリットが生まれます。通学規模の大小にかかわらず、規模に合った送迎代行のサービスを実施することが可能です。運転業務に関する手間を全て委託することができるので、活用してみてはいかがでしょうか。
送迎バスに手が回らず、「なんとなく」で運用してしまっている方へ
「他の業務に追われ、属人的に運用している」
「長年外注しているが、契約内容を見直したい」
このようなお悩みは、車両運行管理業の専門【ビジネスサポート】にご相談ください。日常の送迎業務だけでなく、ドライバーの採用・労務管理、送迎ルートの作成、車両点検、もしもの事故対応まですべて請け負います。ご用意していただくのは車両だけです。
想定送迎人数もしくは車両台数、1日の想定稼働時間帯、地域、週間稼働日数を記載いただければ、最短翌日に見積もりをお出しします。
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