2024.03.16
カテゴリ:セミナー
タグ:ドライバー募集
ドライバーの仕事ってどう?送迎ドライバーの魅力と向き不向きを解説ドライバーとして働きたいけれど、体力に自信がなく不安だと感じている方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、送迎ドライバーの仕事です。送迎ドライバーの仕事は、トラックや長距離バスのドライバーと比べて体力的な負担が少なく、需要も高いため、未経験者でも挑戦しやすい職種です。
この記事では、送迎ドライバーの職務内容やメリット・デメリット、どのような人が向いているのかを解説します。自身が送迎ドライバーとして活躍できるかどうかを、この記事を参考にしてチェックしてみましょう!
送迎ドライバーの仕事ってどうなの?
送迎ドライバーは、主に送迎用の車両を運転する仕事です。ただし、様々な施設で募集があり、勤務場所によってその内容は少し異なります。
- 病院・介護施設
- 保育園・幼稚園
- ホテル
- 役員送迎
- 従業員・派遣スタッフ送迎
ドライバーの仕事の中には、トラックや夜行バスのドライバーのように長距離・長時間の運転や、荷物の積み下ろしなどの肉体労働が必要な仕事もあります。そうした肉体労働をするのは、自分には厳しいと感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし、送迎ドライバーの仕事は短時間の勤務も可能であり、荷物の積み下ろしもほとんど不要です。肉体的な負担が少ないという点が特徴であり、定年後にアルバイト・パートとして送迎ドライバーを選ぶ人も多いです。
定年後に働きやすいドライバーの仕事について、詳しくは別記事「定年後、ドライバーを仕事に!働きやすい職場とその探し方を解説」で解説しています。
送迎ドライバーは主に次のような仕事を担当します。
- 送迎車両の運転
- 利用者の乗降対応
- 車両の清掃・管理
- 送迎記録の作成
送迎ドライバーのメリット・デメリット
送迎ドライバーの仕事には、次のようなメリットがあります。
- 未経験でもチャレンジできる
- 体力に自信がなくても働きやすい
- 人と関わりながら働ける
送迎ドライバーの仕事は人手不足で需要が高いため、未経験でもチャレンジできます。また、長時間の労働や荷物の積み下ろしも発生しないため、体力に自信がない人でも働きやすいでしょう。人と関わる機会が多いのも、魅力のひとつです。
一方で、送迎ドライバーの仕事には次のようなデメリットがあります。
- 大きく稼ぐのは難しい
- 利用者への負担が少ない運転をするスキルが必要
- 人間関係の悩みが発生する可能性がある
タクシードライバーや運送業者のドライバーの仕事では、多くの場合歩合給が設定されています。忙しく働いた場合にはその分収入も増える点が魅力です。また、長距離を運転するトラックドライバーの場合には、長距離手当や深夜手当などをもらえるケースも多くあります。
しかし、送迎ドライバーの場合には歩合給や長距離ドライバーのような手当がないため、大きく稼ぐのは難しいでしょう。
また、利用者に負担のかからない安全な運転技術が必要です。人と関わるシーンが多いため、人間関係の悩みが発生する可能性がある点もデメリットといえます。
送迎ドライバーのメリット・デメリットについて、詳しくは別記事「送迎ドライバーの仕事内容は?必要な資格とメリット・デメリットを解説」で紹介しています。
送迎ドライバーに向いている人の性格
送迎ドライバーに向いている人には、次のような特徴があります。
- 常に安全運転ができる
- 人と関わる仕事が好き
- トラブル時に適切な対応ができる
それぞれ、詳しく解説します。
常に安全運転ができる
送迎ドライバーにとって安全運転は何よりも重要です。スピードの出し過ぎや危険な割り込みは、重大な事故につながりかねません。交通ルールを厳守し、常に周囲の状況に気を配る必要があります。
安全運転を怠ると乗客を危険にさらしてしまうばかりでなく、自分自身や所属している企業が高額な賠償責任を負うリスクもあります。経験と訓練を積み重ねて危険予知能力を高め、いかなる状況下でも冷静な運転が求められます。
そのため、安全運転を常に心掛けられる人が、送迎ドライバーに向いていると言えます。
人と関わる仕事が好き
送迎ドライバーは、乗客と直接対話をしながらサービスを提供します。また場合によっては、停車場所近くの住民とのコミュニケーションが必要となるケースもあります。そのため、人と関わることが好きで、コミュニケーション能力に長けていることが不可欠です。
言葉遣いや態度に十分気をつけながら周囲の人に接するとともに、質問や要望にも丁寧な対応が求められます。人と関わる仕事が好きな人であれば、自然とホスピタリティのある対応ができるため、送迎ドライバーに向いているのです。
トラブル時に適切な対応ができる
送迎業務では、渋滞や事故、車両トラブルなど様々な問題が発生する可能性があります。そういった予期せぬ事態に落ち着いて対処し、適切な判断を下せなければなりません。送迎ドライバーは乗客の安全を最優先に考え、迅速かつ的確に状況を把握し、対策を講じる必要があります。
たとえば渋滞に遭遇した場合には、別ルートを選んで目的地への到着が遅れないよう対応するケースもあります。また、事故があれば二次災害を防ぐ安全確保を最優先とした行動が必要です。
トラブル時に適切な対応をするためには、普段から想定外の事態を想像し、シミュレーションを重ねておくことが大切です。緊急時でも落ち着いて状況を判断し、適切に対処できる対応力がある人は、送迎ドライバーに向いています。
送迎ドライバーに必要な免許
送迎ドライバーは、業務で運転する車の種類に応じて必要な免許が異なります。普通免許のみで勤務が可能な場合も少なくありませんが、中型・大型の免許があれば応募できる仕事の幅が広がります。
また、タクシーなどで利用客から料金をもらって運転するためには二種免許が必要となりますが、送迎ドライバーの募集で二種免許は不要なことが多いです。
送迎ドライバーに必要な免許の種類については、別記事「介護施設やスクールの送迎バスにはどの免許が必要?求められる資格を解説」で解説しています。
送迎ドライバーは未経験でもチャレンジしやすい仕事
送迎ドライバーは、トラックや観光バスのドライバーと異なり、長距離の運転や荷物の積み下ろしが発生しないため、体力に自信がない人でも働きやすい仕事です。人手不足で需要が高い仕事でもあるため、未経験者でも採用されやすい点も魅力です。
常に安全を意識した運転ができ、人との交流を楽しむ人にとって、送迎ドライバーは適しています。この記事を参考に、送迎ドライバーとして働くことも検討してみてください。