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自動車運行管理ラボ

2022.09.08

カテゴリ:運行管理

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検診車とは?車両の種類や運転に必要な免許を紹介

検診車

健康状態を把握するための定期健診。事業者は、パートを含む週30時間以上(正規従業員の労働時間4分の3以上)働く労働者に対し、医師による健康診断が義務付けられています。

企業規模が大きくなり従業員数が多い企業では、すべての社員に病院へ通院させ健康診断を受けてもらうだけでも時間がかかります。そこで、検診車を利用することで通院の手間を省くことができます。

本記事では、検診車の種類や運転に必要な免許を紹介します。

検診車とは

検診とは、特定の病気を発見するために行う検査のことで、病気の早期発見・早期治療につなげることを目的としています。がん検診などが該当します。

検診車はその検査を病院外でもできるようにした車両です。トラックやマイクロバス、トレーラーなどの車両に医療機器が搭載されています。

検診車を利用することで、職場検診に必要な時間コストが短縮できるメリットがあります。

健診車との違い

検診とよく混合される健診は、少し意味が異なります。健診とは、いわゆる健康診断のことで、健康状態を確認し、病気を予防することを目的としています。

健診車では、健康診断の中でも胸部レントゲン検査・胃部レントゲン検査・心電図検査ができる設備を整えている車両です。さらに最近では、車内で様々な健診(視力・聴力・血圧・問診・採血・診察・腹部超音波検査・眼底検査等)ができる多目的車も各社から登場しています。

検診車の種類

検診車は検査する内容によって車両が異なります。おもに4種類の検診車が流通しているので、ここではそれぞれの検診車を紹介します。

  1. 胸部X線検診車・胃部X線検診車
  2. 乳房X線検診車
  3. 子宮がん検診車
  4. CT検診車
  5. MRI検診車

1.胸部X線検診車・胃部X線検診車

デジタルX線装置を搭載し、胸部のレントゲン撮影が可能な検診車です。

2.乳房X線検診車

デジタルマンモグラフィ装置を搭載した検診車です。

3.子宮がん検診車

4.CT検診車

CT装置を搭載した検診車です。

5.MRI検診車

MRI装置を搭載した検診車です。

検診車を運転するのに必要な免許

検診車は医療機器を搭載する兼ね合いで、トラックが使われることがほとんどです。そのため、運転には大型免許があるとどの検診車にも対応できます。

また、トレーラータイプの検診車の場合は、大型免許のほかにトレーラーをけん引するための「けん引免許」が必要となります。

よって、検診車の運転手を採用する場合は、「大型免許がある」ことが最低条件です。

まとめ

検診車は病気の早期発見・早期治療につなげることを目的とする検診を病院外でもできるように設備が整えられた車両です。同じ発音を持つ健診車は、健康診断の中でも胸部レントゲン検査・胃部レントゲン検査・心電図検査ができる設備を整えている車両です。

どちらも健康を守るために利用される車両であり、多くの医療団体で利用されています。

検診車にはトラックやマイクロバス、トレーラーなどの車両が使われており、運転には大型免許があると安心です。

 

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